直感には迷わず従うべき

「直感は9割正しい」というフレーズを聞きますよね。そんなタイトルの本もあります。


これは本当です。
直感は9割方正しいし、直感的に危ないと思ったらそれを信じるべきです。


私の経験上、直感に従って正しい時はいくらでもあります。



例えば、初めて入った会社。
前に書きましたが、この時は本当にひどい目にあったんですわ。しばらく怖くて就活出来なくなりました。


この時、「ここは試用期間で辞めた方がいい」と直感的に感じたんです。

でも自分はその直感に従いませんでした。その結果があれです。直感の大切さと共に、『仕事は継続するに越したことはないが、出来ない仕事は続ける必要はない』という事を学びました。




こちらは別の仕事の話です。
上で書いたのは直感に従わなかった事で失敗したという例でしたが、こちらは直感に従ったら大正解だったという例です。


前職で「どの作業を行うか」を選べる場面がありました。その時はどんな内容の作業か分からなかったので、楽な方や出来そうな方を選ぶ事も出来なかったんです。


仕方ないから深く考えず、直感で選びました。そしたらその作業が完全に自分に合っていたんです。食品加工だったんですけど、物凄い楽に出来る作業でした。作業的には決して楽じゃないものの、個人的には息をするのと同じくらい簡単に出来たんです。


最初から最後まで一人で出来る作業だったのも、気楽で良かった。いつしか「この加工作業はアイツに任せときゃ大丈夫だろう」と思われるレベルにまで達する事が出来ました。


最初の直感に従った結果、自分の適正に合う作業に従事出来たという例です。



仕事の話ばかり続けるのもアレなので、次はたき火での出来事です。


あるとき、たき火を間近で見ていました。私も薪をくべたりもしていて、その内かなり大きく燃え上がって来たんです。


その燃え盛る火を見ていたら、突然「危ない!?」と直感が働きました。火は直感に関係なく危ないものなのですが、その日は風も全くなく、近くには建物や燃料もありません。自分も火元からは離れていましたし。危ない要素なんてない場面です。


しかし、私の直感は「危ない」と言いました。


その直感を信じて離れたら、いきなり強い風が吹いて、自分がさっきまでいた場所に火があおられました。


「ウソでしょ……!?」と思いました。繰り返しますが、その日は風が全く無く、たき火するのに絶好の日和だったんです。しかし突然の風が吹き、数秒前まで自分が居た場所に火があおられた……。


この時はもう、背筋に寒気がしましたね。直感に従ってなかったら火傷してたかもしれません。




直感に従ったら正しかったという経験はまだあります。


そもそも人間は動物から進化した生き物です。脳が発達したのでデータ分析や情報処理が出来ますが、それより以前は本能的な直感に頼って生き延びていたはずです。


その直感力はまだ私たちに備わっています。


違法企業(ブラック企業)回避も出来ます。実際に働かなければ分からない違法企業もありますが、面接時や初日で「何か危なそう」という直感が機能すれば早い内にその職場を捨てる事が出来ます。


やはり直感は信じるべきです。