遊戯王のリンク召喚・ルール改正騒動を見て、UpperDeckの暴挙を思い出した

遊戯王カードのルール改正が話題ですね。

 

今回の改正は、新しい召喚システムである『リンク召喚』、および『リンクモンスター』が追加され、それに伴いルールも変更されたというもの。

 

あまり詳しく無いですが、「リンクモンスターを上手く使わないと、それまでの主力モンスターも使えない。だから騒動になっている」との事です。

 

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(引用:

http://ytranking.net/channel/147/

 

リンクモンスターは、条件を満たす事で融合、シンクロ、エクシーズ、ペンデュラムなどのエクストラモンスターを召喚できる効果を持った特殊モンスターです。

 

今回のルール改正で、エクストラモンスターはフィールドに2つある『EXモンスターゾーン』に召喚するのが原則となりました。

 

しかし、このEXゾーンにリンクモンスターを召喚することで、従来のモンスターゾーンにもエクストラモンスターが召喚する事が可能になります。

 

だからそれまでの戦術を使うには、リンクモンスターの活用が必須になる……という事のようです。

 

ネットではこんな画像もありました。

リンクモンスターを使わないと、エクストラモンスターの複数召喚ができないということですね。

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エクストラモンスターを召喚できるのは、フィールド上に2つしかないEXモンスターゾーンのみ。

 

その数少ないEXゾーンを拡張する能力を持っているのがリンクモンスターという事ですね。

 

こちらでも解説されています。

新マスタールールの概要 | あそびかた | 遊戯王アーク・ファイブ オフィシャルカードゲーム

 

 

ネットでは「今までのカードがゴミ同然」、「遊戯王引退するわ」、「野球に例えるならバットが使えなくなったようなもの」など、不評が多く見られます。

 

カードの買取を停止するショップも出ているなど、ネットもリアルも阿鼻叫喚です。

 

 

ルール改変といえば、海外での遊戯王販売を行っていた会社、『UpperDeck(アッパーデック)』を思い出しました。

 

海外の遊戯王カード販売会社、UpperDeck(アッパーデック)』のルール改正騒動

 

UpperDeckはコナミから正式にカード販売を委託され、海外での遊戯王カードの販売や大会の開催を行っていた会社です。

日本では遊戯王カード=コナミですが、海外では遊戯王=UpperDeckというほど有名だったようです。

 

 

このUpperDeckは、最初こそ販売委託会社としてマトモに運営されていました。

しかし途中から運営の方向性が変わり、レアカード封入率を極端に操作したり、小売店に何の通達もせずに販売方式を変えたりといった事をし始めます。

 

その中には、日本語版(コナミ製)のカードを海外大会では使用できなくしたり、日本大会とでは制定が違うといったルール改正もありました。

 

 

強力なカードを軒並み日本語版よりも高レアリティ化した上で、更に同じレアリティの他のカードよりも極端に封入率を減少させていた。
 その一方でKONAMIが発行する日本語版・英語版(アジア版)のカードはUpperDeck主催の大会では使用できないルールを制定していた。

遊戯王カードWiki - UpperDeck

 

この独自ルールにより、海外では「日本はライトロード(強力な光属性デッキ)が簡単に組めて良いよなぁ」という声もあったそうです。

 

そしてUpperDeck最大の暴挙といえば、カード偽造事件ですね。

コナミから委託されていた販売会社が、自ら遊戯王カードを偽造していたという信じられない事件です。

 

 

 

UpperDeckが起こした、グールズ顔負けのカード偽造事件

原作『遊戯王』には、カード偽造や強奪を繰り返す犯罪集団、”グールズ”が登場しています。現実でも大いに起こりうるカード偽造ですが、なんとUpperDeckが自らカード偽造を行っていた事が判明しました。

 

 そんなある日、アメリカに日本のコナミの社員が出張した際、ロサンゼルスのカードショップで遊戯王カードのよくできた偽物を発見。 

当然コナミはその販売会社を相手に訴訟を起こすが、その際に販売会社が衝撃的な事実を述べた。


「いや、これアッパーから供給されたものなんですけど」

アニヲタWiki(仮) - UpperDeck遊戯王OCG偽造事件

 

偽造カードを発見したコナミは、もちろんUpperDeckとの契約を打ち切りにしようとしました。ところがUpperDeckはそれを不当とし、逆に契約違反でコナミを訴えます。なんとも訴訟大国アメリカらしい流れですね。

 

 

最終的にはコナミが大量の偽造カードを発見し、一気に遊星優勢に立ちます。某所で偶然発見したそうです。

 

物的証拠が挙がったことで、UpperDeckの重役も偽造を認め、UpperDeckは敗訴寸前になりました。

 

この裁判でUpperDeckの弁護士は、遊戯王をモチーフにしたセリフを発言したとされています。

 

余談だがこの際にアッパーの弁護士が

「現時点でアッパーのライフポイントはほとんど残っていない」

と語り、デュエリストではないのかと一部で話題になった。

アニヲタWiki(仮) - UpperDeck遊戯王OCG偽造事件

 

 

最終的には判決が出る前に、コナミとUpperDeckが和解。遊戯王カードの委託販売契約を打ち切るという形で騒動は終了しました。

 

 

今回のルール改正で遊戯王カードはどうなるのか?

今回のルール改正で、遊戯王カードの界隈は大きく変化しそうですね。

 

「それまで複雑だったルールがシンプルになった」という見解もあります。

 

遊戯王デュエルリンクスもデッキが20枚しかないなど、プレイングがシンプルなのが特徴です。

 

リンク召喚や新しいルールも、慣れてくれば意外と馴染むかもしれません。