怪物王女レビュー 1話『蘇生王女』

怪物王女』レビューです。


主人公は日和見ヒロ。
一見気弱ですが、のっけから姫を助けて死にます。

姫はメイドのフランドルと共に笹鳴町へ引っ越してきたのですが、リヤカー高く積まれた姫の荷物が姫の頭上に落ちてきました。それをヒロが助けた形です。

気弱な主人公が誰よりも勇敢というのは王道ですな。姫はヒロの行動を見て「自分に仕えさせる」と決め、ヒロを蘇らせました。
姫の一族には死者を生き返らせる能力があります。これによりヒロは姫の力がある限り何度でも生き返る、『半不死身』の肉体を手に入れました。

これでヒロは姫の家来になりました。



第1話の敵は人狼。いわゆるオオカミ男です。

姫のフェンシングの剣を武器にし、フランドルは怪力で戦います。折れた大木を身長100センチあるかないかのフランドルが振り回す光景はかなり鮮烈です。


姫は人狼の攻撃に苦戦します。
姫より一回り以上も身体の大きな人狼を相手にするのだから、戦えているだけでも凄い。

人狼の攻撃が姫に届きそうになったとき、ヒロが現れました。
前半同様、人狼から姫を庇ったのです。

人狼の隙を付いて姫が攻撃を繰り出し、人狼は敗北。

最期に「非礼の数々をお許しください」と意味深な事を言い残し、息絶えました。主君への反逆者が最期に非礼を詫びるというのはどうもアンバランスな気がします。もしかしたらこの人狼には、姫を襲わざるを得ない事情があったのかもしれません。


いやー、何となく手に取った『怪物王女』ですが、面白い!
何といっても姫が美しすぎる。


姫に助けられた主人公ですが、生き返ってそうそう「一生ワタシに支えろ」とのこと。これは一見すると契約ですが、どうも姫に取っては違うらしい。

姫曰く「爵位を持たない庶民と契約するほど堕ちていない」だそうです。つまり契約ではなくあくまで『使役』ですね。

ヒロは人間なので、半不死身以外の能力はありません。果たしてヒロは姫の家来としてどういう運命を辿るのか。

とにかく姫の妖艶さに悶えました。この先毎回言いそうですが。