怪物王女7話『電撃王女』レビュー。蛹田博士の異常な愛情!

怪物王女7話『電撃王女』レビューです。

マッドサイエンティストが登場する、人間的恐怖が満載の回でした。



開始早々、ヒロがまた死にます。

クラスメイトからパシられていたヒロは、買い出しに行く最中に倒れました。
2話で姫の炎の効力が切れましたが、今回も同じ理由です。



この前は姫によってすぐ生き返る事が出来ましたが、今回は姫が来てくれません。姫は屋敷で「何かを忘れている気がする」としきりにつぶやきます。もちろんヒロの炎を補充してやることです。



屋敷ではさわわ電気料金の明細を見ていました。その額なんと30万円! フランドルは毎晩電気で充電しているのですが、その充電によって月30万もの電気代がかかっています!


その異次元めいた電気代を見ても、さわわは相変わらずほんわかとした様子。
姫の出時や連日巻き起こるびっくり現象にも動じないさわわです。いまさら月30万の電気代くらい、華麗にスルーしてしまいます。



さて、ヒロは病院に運ばれていたのですが、そこで目を覚まします。効力が完全に切れた訳では無かったんですかね。もしかしたらヒロ自身もモンスター化しているのかも。


病室から抜け出したヒロは、今回の敵と遭遇します。

今回の敵は医師の蛹田。なんと怪物ではなく人間です。


この病院は、1話でヒロが運び込まれた病院です。今回はなぜか医師も看護士も様子がおかしくなっていました。



特に医師の蛹田が色々とおかしい。

ヒロを「デッドマン・ウォーキング」と呼び、死者が生き返る秘密を解き明かしたいと言います。(元ネタはおそらく同名の小説『デッドマン・ウォーキング』)



マッドサイエンティストそのものなのですが、それ以上にテンションがおかしい。


「さぁ! 教えてくれたまえ、死者復活の謎を!イヒヒ、イェアッハハハッ!
「絶対この病院から逃がしちゃあ、ダ・メ・ねぇ~ッ!


異常に高いテンションとネットリした喋り方で、完全に狂人。まごう事なきヤバイ奴。



f:id:dark-style326:20170807120800j:plain
この病院の屋上には謎の影が。
病院の医師・看護士全員の様子がおかしいのはコイツの能力だとしても、蛹田はおそらく素がコレなような気がします。

蛹田先生のセリフは文字ではインパクトが再現できません。是非アニメを見て、皆様も確認してほしいです。



一方姫は、リザの言葉によりヒロの存在を思い出します。ヒロがエライ目にあっているというのに姫は、「おぉ、それだ。すっかり失念していた」と、まるで焦る様子がありません。完璧に他人事のテンション。
まぁ姫はそれでこそ姫なのですが。



その頃ヒロは蛹田に捕まっていました。

ヒロは手術室に連れていかれ、手術台に拘束されてしまいます。
目的はもちろん解剖です。


f:id:dark-style326:20170807120735j:plain
「もぉ~う逃がしたり………しないンだから!」


「大事な、だぁ~いじな、クランケちゃんなんだからねぇ~! ウフフハハハ! イ~ッヒハハハハ! イヒッ!イヒッ!



大喜びの蛹田先生こんな医者がいる病院、絶対に行きたくないですw



姫たちはレイリのおかげでヒロがいる病院を特定。しかもレイリは偶然ですが、ヒロが手術室に運び込まれる所を目撃していました。
なんだかんだで偵察として役に立っていますね。



さて、ヒロは手術台で生きたまま、麻酔無しで解剖されそうになっていました。
まさに絶体絶命。


「さぁ~、始めちゃうよぉ~………は~じめしゃうからねぇ~」

「もちろん麻酔は………いらないよねぇ?」


f:id:dark-style326:20170807120708j:plain
ジュルリ



恐ろしすぎる。
今まで色んなモンスターが出ましたが、この蛹田が一番怖い。
もし自分がこんな状況になったら即座に小便をチビり、泣き叫ぶことでしょう。



f:id:dark-style326:20170807120829j:plain

ここでリザが病院に到着。
病院の壁をぶち破り、「助けに来たぞー!」と叫びました。リザのセリフに、本気で泣きそうになりました。リザ頼もしすぎる。自分が同じ状況なら、間違いなくリザに惚れています。



しかも今夜は満月なので、リザの戦闘能力は極限まで引き出されています。
姫とフランドルも到着し、手術室に向かいました。



一方、蛹田は敵の襲来にも全く動じません。それどころか「新しい被献体が到着した」といい、

「今夜はッ! 医学史上に残る夜とッ!なぁ~りそうだあぁ~ッ!!」と、ますますテンションが上がります。


もう、こんな医者がいる病院には絶対に行きたくない。何度言っても言い足りません。ヨーゼフ・メンゲレが生易しく思えるくらい怖い。



そんなハイテンションの蛹田の所へ、ついにリザと姫が到着。

なんと手術室のドアを除細動器で破壊しました。もちろんこの除細動器は人間用であり、ドアを破壊するほどの出力は出せないはずです。


なんと姫はフランドルに除細動器を繋ぎ、フランドルの動力でこの破壊力を出していました。フランドルは接続した除細動器を自分の意思で動かせる模様。



f:id:dark-style326:20170807120907j:plain
つーかコレどこに繋いでいるんだ?
まさか『クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』のトッペマみたいに、ケツに端子かコンセントが付いているのでしょうか。



フランドルの最大出力で放たれた電撃が、蛹田に直撃します。
30万もの電気を蓄えるフランドルの最大出力を喰らったら、現実ならまず間違いなく死にますよね。
これでようやく蛹田の討伐完了。



蛹田が倒された頃、病院の屋上にはレイリが。前半で出てきた謎の影はツェペリ。レイリと同じ吸血鬼でした。病院内の人間の様子がおかしかったのはツェペリの仕業だったようです。


レイリはツェペリのやり方を悪趣味といいつつも、なぜか敵対するような様子はありません。まさか同じ吸血鬼同士、この先協力する事があるのでしょうか?



今回のヒロは本当に死ぬ寸前でした。
もちろん半不死身なので、たとえ蛹田に解剖されても生き返ります。問題は姫の炎の効力が完全に切れる寸前だったことです。


ヒロが気を失ったのは、効力が切れるというより薄くなった状態。炎の効力自体はまだ残っています。ヒロが病院で意識を取り戻したのはその為です。


しかしその残りわずかな効力も切れると、今度こそ二度と目を覚ましません。こうなると姫が炎を吹き込んでも生き返らない。


今回のヒロはマジで永遠に死ぬ寸前だったそうです。


その説明を姫にされたヒロですが、ヒロの心境に変化がありました。「主の手を煩わせるな」という姫に対し、ヒロは笑みを浮かべながら「僕の"主"………か」と心の中で呟きます。

これは文字に起こすと解りヅラいですが、だんだんとヒロと姫の関係も進展していくようなシーンです。



それよりなにより、今回の見所は蛹田です。


今回の敵である蛭田のキャラがかなり強烈。
特にヒロが手術台に運ばれるシーンの、「ワッショイワッショイワッショぉ~イ! デッドマン・ウォーキング様の、お通りだぁ~いッ(゜∀゜*)!!!」が好きです。


いや、好きですというか怖いんですけどね。


よく「幽霊より人間の方が怖い」なんて言いますよね。もはや手あかのついたフレーズですが、蛹田を見るとまさにその通りだと実感させられます。
メチャクチャ怖い!

ムカデ人間』の博士も完璧なサイコで怖かったのですが、あの映画を見たときの恐怖を思い出しました。ガチのサイコホラーでしたね。


もう、しばらくはこうした生々しい恐怖は勘弁です。わりとマジで!
次からはモンスターがバトルを繰り広げる展開を希望です。


f:id:dark-style326:20170807120708j:plain