怪物王女11話『猫舌王女』レビュー。人間と共存できなかった怪物

怪物王女11話『猫舌王女』レビューです。
今回、ヒロに妹が出来ます!
………まぁ怪物なんですけどね~。



猫族の怪物、ヒロ子

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屋敷に向かう途中、ヒロは子猫を拾いました。
怪我をしていて元気がなかったので、屋敷で保護します。

さわわと共に手当てをし、夜が明けると、何と子猫は人間の姿に!


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この子猫は「猫族」と呼ばれる種族でした。リザ同じ人獣系の怪物だったのです。


オオカミであるリザは猫族を気に入らないようですが、姫は滞在を許可。行く当てが決まるまで姫の所で過ごすことになりました。



「可愛い妹が欲しかった」というさわわによって、ヒロ子と名付けられました

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朝食にさわわが出したのは、なんカツオブシをそのまま!
しかもヒロにまでおなじものを。

カツオブシってかなり固いはずなんだけどなぁ。
いくら猫とは言え、噛み砕くなんて出来るのでしょうか?

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なお、さわわはヒロとリザにまでカツオブシを出していました(笑)



ヒロはヒロ子に「お兄ちゃん」と呼ばれ、デレデレになります。
姫風に言うと、ものすごく腑抜けた顔です。

ヒロはヒロで妹の存在に憧れていたのでしょう。



ヒロ子はさわわの手伝いをし、姫に紅茶を容れたりします。
姫は紅茶がさわわのものではないことに気づきますが、気に入った様子。その姫を見たヒロ子は喜びます。


屋敷内にトラップが仕掛けられ始める

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しかしヒロ子が来てから、屋敷ではおかしな事が。
鎧が倒れてくる罠や、階段にロープを張って転落させる罠がいつの間にか仕掛けられていました。

ヒロ子が来た瞬間に不可解な事が起き始める………なにやら今回はヒロにとって悲しい出来事になりそうです。



ヒロは学校帰りに、街中でペットショップを見つけ、何かを買います。ペットショップから出たところでシャーウッドに会い、荷物持ちを手伝わされることになりました。



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しかしヒロ達がシャーウッドの屋敷に着いたとき、カエル形の怪物が表れました。

首にはヒロ子が付けているものとそっくりの鈴が。
怪物を撃退した後、ヒロ子を思い出したヒロは、急いで姫の屋敷へ向かいました。

その頃、屋敷では謎の罠を「刺客が紛れ込んだ証拠」として、リザと共に屋敷内を捜索していました。
しかしそれらしい者は見つかりませんでした。


ヒロ子の正体と鈴の謎


その夜、ヒロ子が豹変。
やはり刺客はヒロ子で、屋敷内に罠を仕掛けたのもヒロ子でした。


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姫とリザ、フランドルはヒロ子を倒そうとします。ヒロ子自信に戦闘能力はなく、すぐに追い詰められました。


姫がトドメを刺そうとした時、またもヒロが命がけでヒロ子を守ります。


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しかし今回のヒロは何やら様子がおかしい。
姫やシャーウッドの時はとっさに体が動いたという感じでしたが、今回は何か理由があってヒロ子を守ろうとしているかのように見えます。


ヒロがヒロ子を助けてくれるよう姫に頼む中、レイリが現れ、「その子は操られている」と告げます。


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ヒロ子に付けられていた首輪の鈴には細工が施されており、鈴の音色によって王族を襲うよう暗示をかけられていたのでした。
ヒロ子自身に姫を襲うつもりはなく、ただ操られていただけです。

犯人はもちろんツェペリ
………ではなく、今回は王族の一人。まだ登場していない、姫の身内です。

いかにもツェペリがやりそうなことなので、勘違いしてしまいました(笑)



首輪を外すと、ヒロ子は正気に戻りました。
これにて一件落着……と思いきや、そうはなりませんでした。

真実を知ったヒロ子は、自分が姫を襲ったことにショックを受け、屋敷から姿を消してしまいました。

渡せなかったプレゼント

ヒロ子がいなくなった屋敷で、ヒロは鞄から1つの首輪を取り出します。
ヒロがペットショップで買ったのは、ヒロ子へのプレゼントだったのです。

ヒロは空を見上げながら、ヒロ子が素敵な主人に出会える事を願いました。



怪物王女、どうした!?
前回のシエル回といい、今回のヒロ子回といい、涙を誘う展開が2本続いて、驚いています。


怪物王女は『怪物と人間の共存』をテーマにしているように思えます。
ヒロとさわわが、姫やリザ達との共存に成功していると捉えるなら、シエルやヒロ子は共存出来なかった例と言えます。


やはりヒロにとって悲しい回となりましたね。
シエルと違ってヒロ子は生きていますが、再会する事はなさそうです。

ヒロ子は自分が容れた紅茶を姫に美味しいと言ってもらい、物凄く喜んでいます。姫は姫でヒロ子の事も家来にしても良いと思っていたのでしょう。


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そんな状況だったのに、実は自分が姫を暗殺するために仕向けられたと知った時のヒロ子の心境………ツラいものがありますね。

そんな事があったため、もう屋敷には居られないと思ったヒロ子。きっとヒロ子はヒロや姫、さわわとの想い出を胸に、別の場所で生きていくのでしょう。

作中で描かれる事はないでしょうが、いつかヒロとヒロ子は再会してもらいたいものです。