怪物王女12話『消耗王女』レビュー。その戦士、ヒロ。

怪物王女12話『消耗王女』レビューです。
今回はヒロが戦士となった回です。



姫が風邪をひく

今回は序盤から姫が風邪をひいてしまいます。

外出中に雨が降り、雨の中を歩いて帰ったからです。

本来ならヒロが迎えに行くはずでしたが、途中でシャーウッドに捕まり、ゲームセンターで一緒に遊ぶことに。

その為、姫は雨の中で濡れて帰りました。
一応ヒロも解放されて急いで駅まで行ったのですが、間に合わなかった訳です。

これは血の雨が降る………と思いきや、姫が風邪をひいていたのでヒロにお仕置きは無し。もしかしたら後日に何らかのお咎めがあったかもしれませんが、今回はそれどころじゃ無い事態が発生します。



ちなみにヒロの姉であるさわわも風邪をひきました。ヒロはそれを見て「珍しい」と言います。おいヒロ、それは一体どういう意味だ。
(さわわについてはあまり書いていないですが、毎回結構登場しています。さわわについて知りたいなら皆さんも『怪物王女』を見てください)

怪物世界の風邪薬

シャーウッドは姫が風邪をひいたことに責任を感じ、ヒロに風邪薬を渡します。

シャーウッド曰く、「お姉さま(姫)もよく飲んでいた」との事。さわわの分も渡しましたが、怪物の世界の薬を人間が飲んでも大丈夫なのか疑問です。


そしてこの風邪薬には眠くなるという副作用があるそうです。
イヤな予感しかしないのは気のせいでは無いはずです。

今回の敵、ミイラ軍団登場

そうこうしている間に今回の敵が登場。
ミイラ軍団+死者の国から蘇ったファラオです。

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姫が風をひいた夜、すでに屋敷は包囲され、無数のミイラが地中から這い出てきます。
こういうのはゾンビの役回りな気がするのですが、どうなんでしょう?

ミイラは脳みそが入っていませんからね。ミイラを作る時は鼻から脳を掻き出すらしく、つまりコイツらミイラ軍団は全員脳がありません。

ゾンビも脳が侵されているんだから、そういう意味では同じようなものかもしれません。

姫の離脱。薬の副作用により危機的状況に!


屋敷を取り囲むミイラ男に火炎ビンで応戦。乾燥しているからよく燃えそうですが、やはり多勢に無勢。ミイラ軍団は難なく屋敷へ侵入してきます。


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屋敷内での戦闘が始まった頃、最悪のタイミングで薬の副作用が出てしまいます。
戦闘中にも関わらず眠りに落ちてしまう姫。やはり怪物が使う薬は副作用も強いのか、この非常事態なのに眠気に勝てず眠ってしまいました。
だからそんな薬を人間が飲んで大丈夫なのか?



今夜は三日月の為、リザも本調子ではありません。
レイリもいるのですが、戦闘には参加せず。ミイラ軍団が襲撃してくる事は伝えましたが、それ以上の手助けはせず、空中で文字通り高見の見物です。

その戦士、ヒロ

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姫は眠る直前、ヒロに炎を与えます。
そして「私の命、朝までお前に預けたぞ」と言い残し、眠りに落ちました。

姫がハッキリとヒロを頼るのは、これが初めてかもしれません。さすがの姫でも睡眠中には戦えませんからね。


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「………分かったよ、姫。姫は、僕が守る!」

ヒロは姫に近づいてきたミイラを倒し、姫を絶対守りきると決意しました。
ヒロ超カッケェー!
いつもの気弱でヘタレなヒロはどこへやら。完全に戦士の顔つきです。



ヒロはヒロで、おそらく姫に風邪をひかせてしまって事を悔やんでいたはず。
多分とんでもないお仕置きが待っていると覚悟していたと思います。

そんな時に騒動が起き、姫は身動きの取れない状態に陥ってしまったのです。


このシーン、最初は「私に風邪をひかせた失態を挽回してみせろ」という意味も含んでいたのかと思いましたが、おそらく姫にそんな気はなかったでしょう。

姫はヒロが勇敢な人間だと知っている訳ですし。
自分の命を安心して預けられるのはヒロをおいて他に居ないと考えたのだとおもいます。

姫とファラオの一騎打ち

さて、リザとフランドル、令理から呼ばれたシャーウッドとフランシスカ、そして勇敢な戦士ヒロは、数で押してくるミイラ軍団に手こずりながらも、何とか全て撃退します。

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最後の敵であるファラオとの戦闘。

このタイミングでフランドルの充電が切れてしまいました。
フランシスカよりも体が小さいのに、燃費が悪い!
やはりフランシスカよりも旧式なのでエネルギー効率が悪いのかもしれません。

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ファラオとの戦闘は朝まで続きました。リザとヒロはミイラ軍団との戦いで消耗していたとはいえ、ファラオに全く疲れが見えません。

フランシスカの充電も切れ、リザもやられ、ヒロも限界をとっくに越えてしまい、ついに全員がやられてしまいます。
ファラオがトドメ。刺す為、ゆっくりとヒロに近づきます。

もうダメだと思ったその時!


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「そこまでだ、ファラオ!」
姫が復活!

透明人間との戦いで使用したチェーンソーを携え、ファラオに挑みます。


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ヒロ達を相手に全くひるまず応戦するという、まさに王者の風格を持つファラオと、怪物の王たる姫との一騎打ちです。

結果は当然、姫の勝利。チェーンソー二刀流でファラオを仕留めました。

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姫は勇敢に戦ったヒロに勲章を手渡しました。
以前姫が話していた”炎の騎士団”としての勲章なのかもしれません。


ヒロが初めて(?)不憫じゃなかった回でした。

今までヒロはヒロなりに頑張っていたけど、イマイチ活躍はしなかったですよね。こと戦闘においては吹っ飛ばされたシーンしか無い気がするくらい、敵にやられる事が多かったです。


しかし今回、初めて戦闘で最後まで活躍しました!
姫から直々に「命を預ける」と言われ、ヒロは姫を守りきるという使命感が芽生えたのです。

姫は姫で、ヒロにここまでハッキリ「自分の身を守ってくれ」といったのも初めてではないでしょうか?


今回は今まで姫に振り回されっぱなしだったヒロが、初めて戦士になった話でした。
それと最後に姫がヒロに渡した勲章は、後々何かの伏線となるのかもしれません。


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今回のおまけ。
肩を並べて充電されている人造人間シスターズ。