『牧場物語oh!ワンダフルライフ』の評価点。なんといってもわすれ谷の雰囲気が素晴らしい!
前に『牧場物語 キミと育つ島』の評価点を書きましたね。
ミネラルタウンのメンバーに再会出来た事は本当に嬉しかったです。
では同じく酷評させて頂いたPS2版『牧場物語 oh!ワンダフルライフ』に評価すべき所は無いのか?
いえいえ、もちろん評価点はあります。
今回は『牧場物語oh!ワンダフルライフ』の評価点を書いていきます。
※以下はPS2版『牧場物語 oh! ワンダフルライフ』、つまり動作が重い方について書いています。ゲームキューブ版は動作が快適なので別とします。
時代の流れを感じる新鮮さ
やっぱり時代が進むというポイントはワンダフルライフの評価点です。
牧場物語シリーズは時間が流れても時代は変わりません。そういった作風のゲームなので、時代が進むのは新鮮な楽しさがあります。
年月が進むと顔触れも変わったりします。例えば第一章の時点で老人だったキャラが亡くなったり。
章が変わった後、そのキャラの家に行くと、庭にお墓が出来ているんですよ。家族がその前で元気なく座っていたりなどして、凄く切なくなります。
キャラが死ぬ演出は『牧場物語2』にもあるそうで、それを彷彿とさせる展開ですね。
『ハーベストムーン』でイベントフラグを折ると居なくなるクリフも思い出します。
わすれ谷の雰囲気
なんといっても、舞台であるわすれ谷の雰囲気。これだけは評価点として外せません。
やっぱり良いんですよ、わすれ谷は。すばらしいロケーションです。
木々に囲まれ、海はすぐそこ。コロボックル達のいる巨木と、その目の前にある綺麗な泉とのコントラストが素晴らしい。
牧場の立地もまた最高。家も含めて、歴代トップクラスの居心地の良さです。
3Dグラフィックのせいかもしれませんが、同じ3Dの『牧場物語3 ハートに火をつけて』の牧場は特別良いと思いませんでした。
『oh!ワンダフルライフ』はこういう家に住みたいと思いました。
わすれ谷は人こそ少ないものの、寂れた感じはしません。むしろ人の温かさを覚えるんですよ。
本格的な店は無くても、村人がフリーマーケット位の規模の店を開いたり。
夜になると吟遊詩人が焚き火の前でギターの弾き語りをしていたり。
人は少なくても、そこにはちゃんと営みがある。そう実感する村です。
ゲームやってて「この村に住みたい……!」と本気で思わせられました。
牧場物語oh!ワンダフルの評価点まとめ
『oh!ワンダフルライフ』の評価点は、時代が流れる新鮮さとわすれ谷の雰囲気。この2つです。
ゲームキューブ版には無い要素(女の子が生まれるなど)があるので、動作さえ軽ければ良作となっていたでしょうに。残念です。
……というかこれ、ゲームキューブ版『ワンダフルライフ』をやれば良いっていう話ですね。
なんか考えば考える程、PS2版は買うなという意見が固まってきたなぁ……。
いや、でも本当に『ワンダフルライフ』を楽しむならゲームキューブ版が良いと思うんですよ。
重ねて言いますけど、『牧場物語ワンダフル』はゲームキューブ版がオススメです。
間違ってもPS2版は買っちゃダメです。
PS2版は動作が重すぎてストレスが溜まります。牧場作業も動物の世話も、動きが遅すぎてやっていられません。
もう何度でも言いますよ。
追加要素目当てでPS2版を買ったら後悔します。
絶対にゲームキューブ版『牧場物語ワンダフルライフ』を買いましょう。
わすれ谷は本当に素晴らしい雰囲気なので、今からゲームキューブを買ってでもプレイする価値はあると思います。
ガール版もあります。