酒に弱い人も安心!酔いすぎない酒の呑み方講座

皆さん、お酒は好きですか?

私は大好きでして、基本毎晩呑みますし、ビール、焼酎、ウイスキー……と種類問わず何でもイケます。休日は昼酒などを嗜んだりもします。

 

当然、飲み会などでもガンガン呑むのですが……酔いすぎてフラフラになることも多々ありました。

 

そして中には「すぐ酔って二日酔いになるし、そもそも周りに迷惑をかけてしまいそう……」という理由で我慢している人も多いかもしれません。

 

そこで今回は、酒に弱い人にもおすすめな、酔いすぎない酒の呑み方のコツを紹介します。

 

 

 

 

酔いすぎない酒の呑み方のコツ

まず先に、この記事では「会話やお酌をして飲まずにやり過ごす」みたいな事は言いません。そんな器用な立ち回りが出来る人ばかりではありませんし。だいたいコミュ障ガチ勢の私がそんな事を偉そうに言えるわけがない。

 

また「強い意思で我慢しろ!」などとも言いません。意思の力で酒が我慢できるならアメリカの禁酒法は成功していたはずです。人間は酒を呑みたいのです。我慢などできんのです。

 

よってここでは、呑むのは前提として、それでも酔いすぎないコツを紹介していきます。私自身で実験済みなのでオススメです。

 

 

舌の上を潤すイメージでチビチビ呑む

まず呑む時のコツは『少しずつ呑む』です。ゴクゴク飲むのではなく、舌の上を潤すイメージで少しずつ口に含むのがコツです。

 

酒で酔う原因は、もちろん酒が身体に入るからです。多ければ多いほど酔い度も深くなります。よって少しずつ飲めば酔いをゆるやかにできます。

 

当たり前すぎると思われそうですが、これ意外と難しい。ついついノンアルの飲み物の感覚で呑んでしまいがちです。

飲食物は少なすぎると呑み込みにくいので、無意識にある程度の量を口に含もうとするから……ではないかと考えています。

 

まずは水やお茶などで、少しずつ口に流し入れる練習をすると良いでしょう。慣れれば酔った状態でも無意識に出来るようになります。

 

男はつらいよ』の寅さんの呑み方がおすすめ

往年の名作映画『男はつらいよ』の第42作、『男はつらいよ ぼくの伯父さん』で、寅さんが甥っ子の満男に酒の飲み方を教えるシーンがあります。これがスゴく参考になります!

こちらもひとことで言えば「少しずつチビチビと呑む」です。

TikTokに動画がありますが、セリフも載せますのでジックリ読んでほしい!

www.tiktok.com

 

全セリフはこちら。

「いいか?

まず片手に杯を持つ。酒の香りを嗅ぐ。

 

酒の匂いが鼻の芯にじぃーん……と染み通った頃、おもむろに一口飲む。

「さぁ、お酒が入っていきますよ」ということを、五臓六腑に知らせてやる。

 

そこでここに出ている突き出し(※注文しなくても出てくる小料理。お通しのようなもの)。

これを舌の上に、ちょこっと乗せる。これで酒の味がぐんと良くなる。

 

それから、ちびり……ちびり……。

だんだん酒の酔いが体に染み通っていく」

 

「それを何だお前、かけっこしてきた奴がサイダー飲むみたいにガーっと飲んで……。胃袋が驚くよ、それじゃ。分かったか?」

 

 

作中で呑んでいるのは日本酒。日本酒は蒸留しない酒の中ではかなり度数の高い部類の酒です。

そういった強い酒は舌の上を潤すイメージで呑むのがコツ。喉を潤すのはビールの役目です。まぁビールも同じで良いのですが、とにかく風味を楽しむつもりで、ちびり、ちびりと呑みましょう。

 

 

チェイサーor和らぎ水を飲む

酒と一緒に水やウーロン茶などを注文し、酒の合間に飲む。これもオススメです。いわゆるチェイサー和らぎ水というやつです。

 

当然ですが胃に入る水分量には限界があります。いくら消化吸収するといっても。

単純に酒以外の飲み物を飲み、水分摂取量を増やして自動的に呑む量とペースを落とそう……という考え方です。

 

また、飲んだあとでもアルコールの強さを下げられる……というメリットもあります。水割りやカクテルを呑んだとして、胃の中でさらにノンアルで薄めてあげる訳です。

 

よく『酒と同じ量の水を飲め』と言いますが、これは本当に効果あります! 必ずしも同量飲む必要はなく、口直しするつもりで一口ずつ飲む程度で大丈夫です。

 

それに化学的に見ると、アルコール分子に水分子がたくさん結びつくほど、胃や喉の粘膜への負担を下げられるそうです。

私は化学系はさっぱりなので詳しくは分かりませんが、実際に試してみて効果は非常に高いです。胃への負担が明らかに軽くなります。

粘膜を守る為にも、一緒に水を飲んだ方が良いでしょう。

 

 

 

遺伝子検査で酒の強さを調べる

そもそもの話、体質的に酒があまり強くない人も多いです。アルコールの分解酵素が少ない人ならどうしても酔いやすくなる訳です。

私は学校で、髪の毛を検体にしてアルコール分解酵素を調べる……という実験をしたのですが、メチャクチャ強いという結果が出ました。それでも飲み過ぎれば酔う訳です。

 

だいたい日本人は世界的に見れば酒に弱い民族なので、いくら強くても限界はあります。

 

酒に強いと言われるアメリカ人ですら、ストゼロ飲んだら酔いすぎて路上に寝っ転がった……なんて話もあるくらいです。

sirabee.com

 

体質的に酒が苦手な場合もありますので、遺伝子検査で酒の強さを調べておくのも手です。

 

私のオススメはジーンライフネットで検査キットを買い、唾液を採取して送り、スマホで検査結果を見れる便利なサービスです。

 

前にX(旧ツイッター)で結果を載せている人がいて、興味が湧いたので私もやってみました。酒以外の項目も多く、性格・行動の傾向どんな病気にかかりやすいかなど、様々な事が分かります。

 

これらは私の検査結果です。飲酒量が多い人はアルコール代謝能力が高いから、呑む量もガンガン多くなるらしいです。

 

一回10000円ちょっとなので高めですが、かなり面白いので払う価値あり。お金を貯めてでも買ってみるのがオススメです

 

 

酔いすぎない酒の呑み方まとめ

ではまとめです。

  1. 舌の上を潤すイメージで、少量ずつ飲む
  2. 酒の合間にノンアルコールドリンクを小まめに飲む
  3. 遺伝子検査で酒の強さを調べてみる(おすすめはジーンライフ)

 

酒は百薬の長といいますが、薬も飲み過ぎれば毒になります。

今回紹介したコツは、呑みつつも酔いにくテクニックなので、酒を呑むついでに簡単に出来ます。それでいて効果はバツグン。

ぜひ飲み会などで試してみてください。