大好きなドラマ『岸辺露伴は動かない』で映像化してほしい話

貴様!見ているなッ!

 

ありがとうございます。誘い音です。


私は『岸辺露伴は動かない』が好きです。いくつかジョジョの記事を書いている通りジョジョが好きでして、もちろんスピンオフの岸辺露伴は動かないも好きです。

小説版は全て買って読みました。

aobtd.hatenablog.com


当然ドラマ版岸辺露伴は動かない』も大好きで、アマプラでちょくちょく見ています。何度見ても面白い。出来れば年末の風物詩にしてほしいくらいファンです。

 

 

そこで今回は『製作してほしいドラマ版岸辺露伴は動かないの話』を考えて見ました。

本家のように3話構成で1つのテーマを軸にする……という形で書いていきます。

 

『イタリア』系

1話:イタリア料理を食べに行こう

2話:懺悔室

3話:密漁海岸

 

まずはイタリアを軸にした構成。

1話は原作4部の『イタリア料理を食べに行こう』で体を治す不思議な料理を食べる。

2話はイタリア料理を食べながら、イタリア旅行で教会の懺悔室に忍び込み、懺悔を聞いた事がある……と店主に話す過去エピソード。

3話は常連になったイタリアンレストランの店主のアワビ密漁を手伝う……という話。


ジョジョ本編や動かないでイタリアがちょくちょく出てくるのを参考に考えた構成。泉くんがイタリア料理を食べてあまりの旨さにテンション爆上がりする姿が見たい。

 

『閉じ込める』系

1話:シンメトリールーム

2話:スーパーフライ

3話:幸福の箱

 

閉じ込めるがテーマ。

1話は「名前も姿も左右対称で、造る建物も左右対称にこだわる建築士」を取材し、シンメトリーの建物に閉じ込められる話。

2話は気分転換の旅行に行き、そこで電線が繋がっていない送電鉄塔に閉じ込められる話。もちろん出ようとすれば身体が金属に変わる奇妙な鉄塔です。

 

3話は知り合いの古美術商と会う話。

謎の組み立てパズルを見せられ、好奇心のまま2人でパズルを組み立てる。完成目前に露伴は幸福な幻覚を見て気絶。気がついた時、知り合いは完成したパズルの中に閉じ込められていた……。


1話、2話でヒドイ閉じ込められ方をした露伴に、3話でそれまでとは違う閉じ込められ方を見せる。

トラブルも多いが取材と執筆を自由に出来る素晴らしさと、不自由だが幸福な幻想を見続けられる幸福……この対比を露伴に見せる話。

ラストで泉くんとこういう会話があれば良さそう。


露伴「泉くん……。どこへでも自由に行けるが不幸も多い生活と、不自由だが永遠の幸福を味わえる生活……。君ならどちらを選ぶ?」

泉「もちろん自由な方ですよ! 幸福に向かって進んでいけば、いつかは幸福でいっぱいの生活に辿り着けますから。大事なのは、結果を急ぐことより、幸福に辿り着こうとする意思だと思うんです」

露伴「……前から思っていたが、君はたまに確信を突いた事を言うな」

 


『本』系

1話:血栞塗

2話:エニグマ

3話:検閲方程式

 

露伴先生は本にこだわりがあり、調べものはネットより書籍を優先します。なので本をテーマにした3話構成を考えました。


1話は図書館が舞台。本を探しに図書館に来た露伴は、司書に『見つけると呪われる赤い栞』の噂を聞く。

 

2話はまた図書館が舞台。『声を発する本』という不思議な噂を聞いた露伴噂の真相を『取材』する話。

本と聴いて4部のエニグマが真っ先に思い付きましたが、どんな話になるかは正直思い付かない! そのままではほぼ戦闘になってしまいますが、泉くんに命令を書き込むことでキーパーソンにすればなんとかなりそう。

 

3話もやはり図書館が舞台。

原作では文字を使った小説ならではの演出でしたが、舞台を図書館にすれば映像化できそう。

3話全てで同じ図書館を舞台にし、散々な目に遭ったのにマンガのネタ探しに最高だと通い続ける露伴岸辺露伴のマンガに対する熱量を描写する構成です。

 

『宇宙人』系

1話:望月家のお月見

2話:宇宙人、ミキタカ

3話:Blackstar.

 

1話は中秋の名月に家族で月見をしないと不幸が起きる……という呪いがかけられた一族の話。露伴が取材のために月見に参加し、呪いの正体が宇宙的存在だと知る。

原作では家族の1人がある理由によって呪いを回避しました。ドラマにするなら露伴が手助けする改変にすれば良さそうです。例えば『勇気を出して◯◯する』と書き込む……など。


2話はかつて遭遇した自称・宇宙人の話。ジョジョ本編のネタです。『後ろの正面』がドラマ化出来たから本編ネタもいけるはず。

「コイツは本当に宇宙人か? それともタダの病的な虚言癖か?」と、露伴の好奇心が刺激され正体を探る。『ザ・ラン』のように過去回想の形で進み、最後の最後で本物の宇宙人かもしれないと思わせる何かがある……という流れが面白そうです。


3話は宇宙人によるはっきりした脅威を描く。おそらく映像化したらシリーズ屈指の予算がかかるはず主にCGで

 

『正体不明』系

1話:夕柳台

2話:トンネルの幽霊+ハイウェイスター

3話:楽園の落穂


岸辺露伴は動かない』の原点、正体不明の存在にフォーカスした構成。ホラー風味が強く、ある意味荒木飛呂彦の原点とも言える構成です。

トンネルの中で足跡に追いかけられ、バイクで逃げる露伴先生が見てみたい。

3話目は『新種の米、楽園の落穂の力で、食べた人の願いによって顕現した怪異』だったと明かされる……と改変すればよい伏線回収になりそう。

 

 

 

岸辺露伴は動かない』年末の定番ドラマにしてほしい

以上、岸辺露伴は動かないファンによる妄想100%の記事でした。

2020年から3年連続で放送されましたが、2023年は映画があった為かドラマは無しでした。私としては全エピソードを実写化して欲しいくらい好きなので、是非また作って放送してほしい。

ドラマ版にハマった人には原作や小説版もオススメです。