牧場物語の別名、『鉱山物語』の由来は?
牧場物語には『鉱山物語』という異名があります。
「牧場ゲームなのになぜ鉱山?」と思うでしょうが、これは鉱山探索が牧場物語の定番要素となっているからです。
今回はなぜ鉱山物語という別名がついたのかを解説していきます。
鉱山は序盤の貴重な収入源
なぜ鉱山物語という別名ができたのかというと、牧場物語の序盤は鉱山でお金を稼ぐのがベストな攻略法だからです。
鉱山で手に入る鉱石はアイテム作成は農具強化に使えるほか、出荷すればお金になります。
この鉱山からの収入が大変貴重!
ぼくもの序盤はお金がないので種も少ししか買えず、牛やニワトリもいないので一日の収入が低くなります。
最初は山に行けば採れるタケノコや山菜を売るのが基本。
よって鉱山の鉱石も売って金策するのが序盤のセオリーです
牧場物語は鉱山の中なら時間が進まない(作品によるが)
さらに鉱山の中では時間が進みません。
牧場物語シリーズは時間の進むスピードが早いのが特徴です。
ところが鉱山にはいった瞬間に時計が止まります。
鉱山に入る瞬間、「ザ・ワールド! 時よ、止まれ!」とつぶやいた経験があるのは私だけではないはず。
時間が経過しないので、1日の内に取れるだけ鉱石を取れる。
すべて売ればゲーム初日で大金を手に入れる事も可能となります。
鉱山前に温泉(体力回復ポイント)がある
PS『牧場物語ハーベストムーン』の鉱山は、すぐそばに温泉があります。
温泉に入ると体力が回復でき、およそ1時間浸かればほぼ全快します。
よって鉱山で採掘→温泉で回復→また鉱山で採掘……という無限ループが完成します
この配置は完全に鉱山で消費した体力回復用です。
もうこれ、スタッフも想定済みだったでしょうね。
序盤の救済策として鉱山と温泉を隣り合わせにしたのだと思います。
『ミネラルタウン』はガチの鉱山物語。冬限定の"湖の鉱山"の存在
GBA『牧場物語ミネラルタウンのなかまたち』には湖の鉱山という、冬にしか入れない鉱山があります。
リメイク元の『ハーベストムーン』にも存在しましたが、ミネなかで追加された要素によりガチの鉱山物語となっています。
ミネなかの湖の鉱山では呪われた装備が隠されており、呪いをとけば強力な性能を持った農具となります。
この呪われた装備を探すためには長い時間鉱山にもぐる必要があります。
255階まであるのも理由の1つ。
最下層を目指すなら体力回復アイテムの用意やセーブ&ロードを駆使して掘り進まなければならないので、正真正銘の鉱山物語となります。
『牧場物語キミと育つ島』はさらに手間がかかる
個人的にオススメできないタイトルの1つ、DS『牧場物語キミと育つ島』。
キミ島の鉱山には落とし穴が存在します。
この落とし穴はグラフィックとして表示されず、落ちればダメージで体力が減ります。
しかもダメージは一定量ではないので、体力が十分にあっても気絶する事も。
私は『ハーベストムーン』から牧場物語にハマッたので、『キミと育つ島』でもその感覚が抜けきらず鉱山では苦労しました。
ましてやタッチペン操作オンリーなので難しく、自爆する事も多々ありました。
隠し落とし穴の恐怖と戦いながら下層を目指すさまは、いよいよ鉱山物語が公式化したような気がします。
鉱山にミニゲームが導入された『シュガー村とみんなの願い』
PSPソフト『牧場物語シュガー村とみんなの願い』。
PS2版『ハートに火をつけて』のリメイク作品です。
シュガー村にも鉱山があるのですが、この鉱山では「複数の岩を一気に壊す」ミニゲームとなっています。
岩を壊すと波動が発生し、波動が当たった岩も壊れます。
つまりどの岩を破壊すればすべての岩が壊れるかを考える、脳トレのようなゲームです。
たまに複雑な配置となっていますが、どんな場合でも一度ハンマーを振り下ろせば全て破壊できるようになっています。
もちろん壊れた岩からは鉱物が手に入り、店で買い取ってもらえます。