ランナーズハイを起こす方法+ランナーズハイの体験談

今回はランナーズハイについての日記です。

インドアな話題が多目のこのブログでは珍しい、運動の話題です。

 

 

 

ランナーズハイ

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ランナーズハイという言葉は、どこかで聞いたことがあると思います。

簡単に言えば『走っていると気持ちよくなる現象のこと』です。

 

ランナーズハイ(Runners High)とは. マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚してくる作用。

ランナーズハイ - Wikipedia

 

ランニング中に恍惚感や陶酔感を経験すること。最近,脳の中にモルヒネのような麻薬作用のある物質,β-エンドルフィンが発見され,運動するとその分泌が増すことがわかった。そしてβ-エンドルフィンの増加がランナーズ・ハイの原因であると説明され,脚光を浴びている。

ランナーズ・ハイ(ランナーズ・ハイ)とは - コトバンク

 

 

ランナーズハイは、ジョギングをしているからと言って必ずなる訳ではありません。
起こる確率はメチャクチャ低いです。
もし人生がゲームなら、『ランナーズハイを体験する』という取得条件のゴールドトロフィーがある事でしょう。
それくらい稀にしか起こりません。

 

 

 

○自分のランナーズハイ体験

初めてランナーズハイを体験したのは大学生の時です。
運動部に入っていた訳じゃないけど、ふと「ジョギングを始めよう!」と思ったんです。運動不足解消とか、体重を落とすためだとかの動機で。


今にして思えば歩いて通学していたし、その他にも散歩などで1日で合計40分くらい歩いていたので、標準的な体型を保てていたのでわざわざジョギングを始める必要も無かったのですが。

 

いざ始めたら、やっぱりかなりツラいんですよね。
尋常じゃなく息が切れる・脇腹痛い・足も痛いで、ものすごいキツかった。
それでもしばらく続けたらそれなりに走れるようになりました。だんだん走らなきゃ気持ち悪く感じるようになり、そのまま週3日くらいの頻度でジョギングを続けていました。


で、ある時。
いつもどおり走り続けていたら……なったんですよ、ランナーズハイに。

しばらく走り続け、「あぁ~、超疲れたし苦しくなってきた。そろそろ止めるかな~……」と思ったんですが、何となくもう少し継続してみようと、止まらずに走り続けたんです。


そしたら、だんだんもう少し続けられそうな気分になり、その気分がやがて気持ちいいに変わったんです。

 

もちろん疲れが吹っ飛んだ訳じゃないですよ。


苦しいし痛いし、疲れている事には変わりない。なのにその一方で「止めたくない! まだ続けたい」とも思う。

 

このまま日本列島横断、下手すりゃアースマラソンも一気に出来るんじゃないかとすら感じました。

もう完全にハイの状態です。

 

ランナーズハイを起こす方法

ランナーズハイを起こすには「損得なしに、完全な自発的欲求で走る」事が必要です。

 

私の場合だと、最初は体型改善を目的として始めました。
しかしランナーズハイを体験した時は、「もう充分だろうけど、もう少し走るか」と、体型改善という目的が頭にありませんでした。

 

こちらのブログでも、「内発的な動機で走るとランナーズハイを体験できる」と書かれています。

内発的な動機とは、自分の心の内側からの動機、ということです。何者にも強制されらないで発生したモチベーションといえます。たとえば、

 

健康のため、

とか

ダイエットのため、

とか、

ベストタイムを更新するため、

とか、

モテたい・・・

 

というモチベーションで走るとランナーズハイは体験できません。ただ、ランニングのメリットを考えずに「走りたいから走った」ときに「ランナーズハイ」を感じることができます。

ランナーズハイを体験するたった1つの方法 | ワライ荘 : 0.3秒ぐらい笑いそうになるブログ

 

 

つまり、ダイエットや健康の為といったものの為ではなく、「走りたいと思ったから走る」という自発的な動機によってランナーズハイの状態になりやすくなるということです。

 

 

 

○確実に引き起こす方法はないの?

「起こるのは稀で、自発的な動機によってランナーズハイになりやすくなるのは分かった。では、確実に引き起こす方法はないのか?」
そうお思いの方もいるかもしれませんが……


そんなものは無い!

 

そう、ランナーズハイは実際に起こるまでは引き起こすことが出来ません。

 

起こるのは稀と書きましたが、実際、私もランナーズハイを体験したのは1度だけです。

今もたまにジョギングしていますが、ランナーズハイになったのは大学生の頃の1回だけ。

 

それ以降は全然体験出来ていません。

 

非常に面倒ですが、ランナーズハイを体験するには、それが起こるまでジョギングを継続するしかありません。

 

ツマヌダ格闘街』というマンガに、「相手の動きが予知できる」という空手家が登場します。
これはSFや超能力ではありません。ツマヌダ格闘街には超常的な力は全く出てこないですから。

 


経験と鍛練を積むことで感覚が鋭くなり、何となく相手の動きを読めると解説されています。

 

 

 

 

 

その武術家は動きを読む方法を聞かれたとき、

 

「出来るようになれば出来るが、出来ないうちはどうやっても出来ない。つまるところ、出来るようになるまで稽古するしかない」

 

と言っています。

 

ランナーズハイも、その状態になるまで走り続けるしかないでしょう。

 

 

 

○まとめ

ランナーズハイの体験談と、具体的な起こし方(?)でした。

 

ランナーズハイを体験したいという人は多いかもしれません。

脳内物質の作用でハイになるという感覚はどんなものなのか……と。

どうしても体験したいという人もいるかもしれません。

 

ただ、焦らない方が体験しやすいです。

ランナーズハイを体験したい!」という目的の為に走っても、逆にその体験が遠のいてしまいます。

 

焦らず、いつか体験できれば良いなという位の気持ちで走ったほうが良いでしょう。

 

そうして走るだけでメリットはありますからね。だんだん身体を動かす気持ちよさが得られますし、体力も向上します。

 

私もランナーズハイを再体験できていないですが、それ抜きで走るのが楽しくなっています(^o^)

 

 

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