ゲームは一人で遊びたい。 なぜなら人間関係を忘れる事が出来るから

最近のゲームはオンラインプレイが充実していますね。ネット環境が整ったことで据え置き機でもオンラインプレイが可能になり、対戦ものの楽しみの幅が広がりました。

だけど私はソロプレイが好きです。別に「絶対しない!」と決めている訳ではないですが、オンライン機能はDLCを買う以外ほとんど利用しません。

だってそもそも人間関係を忘れる事ができるからゲームにハマったんですもの。


煩わしい人間関係の無い世界、それがゲーム

私がゲームという遊戯にハマったのは小学校低学年。ゲームウォッチ見たいな手軽に出来るゲームでひたすらハイスコア目指していました。

その後ゲームボーイ(初期のやたらデカい、炭酸電池4本必要なやつ)やスーファミでひたすら遊んでいました。

なんでそこまでハマったかといえば、『ゲームの世界には人間関係が無いから』です。
当時は全然意識してなかったけどね。


小学生のころからソロプレイオンリー

当時から私は人付き合いに物凄い疲れを感じていたんですよ。学校でも授業を受けるのが精一杯で、休み時間に誰かと遊んだりする余裕は全くない。人と話すのも疲れるし。

学校でやれる遊びなんて、まず間違いなく人付き合いがセットです。ドッジボールしかりトランプしかり、ドロケイしかり。私は人間関係の疲れが大きすぎて全然楽しめませんでした。

なので休み時間の時間つぶしは、もっぱら本を読むことでした。
こんな小学生がゲームにハマれば、ソロプレイ派になるのは必然といえます。


学校での遊びは苦しすぎる! 主に人間関係が

あとクラス全員でやる鬼ごっこの派生みたいなやつもありませたよね。立ち鬼(タッチされるとその場で立ったままになり、再び誰かにタッチされない限り動けないというルール)やくぐり鬼(立ち鬼の別バージョン。こちらは股の下をくぐって貰わないと動けない)など。


これはもう苦行以外の何者でもありません。クラスの数人と遊ぶのも疲れるくらい人間関係のストレスに敏感なのに、クラス全員ってなんですか。刑務所の運動時間が何かですか?

時には複数の学年が集まって大規模にやらされた事もありましたが、ここまで行けばもはや地獄の責め苦です。


かといって何もしないで居ると目立ちそうで嫌だったから、それなりに動いていたのですが……まぁ楽しくないですよね。

なぜ先生方はこんなにツラい遊びを強いるのか、マジで理解に苦しみましんだのですよ。
「一体ボクが何をしたんだよ!」と鬼の形相で泣きそうになっていました。


その点ゲームって凄いよな。人と付き合わずに楽しめるんだもん

学校での苦しい人間関係から解放される、唯一の時間。それがゲームという遊びだったんです。

学校でのストレスに耐え切って帰宅し、すぐさまゲームを開始。ゲーム機にソフトを差してスイッチをONにした瞬間、人間関係のストレスを忘れさせてくれる世界の扉が開くのです。


とくにスーパーファミコンのスイッチを入れる「カチッ!」という音。あの音は私を助ける天使の声と同等でした。
あの音を聞いた瞬間、私の精神はストレス過多な世界から安らぎのゲーム世界へとシフトしていたのです。

私にとってのゲームとは単なる娯楽ではない、衆生の救いとでも言うべきものだった訳です。


遊びというのは、誰にも邪魔されず、救われてなきゃあダメなんだ

ここまで書いて何ですが、別に誰かとゲームで遊んだ事がない訳ではありません。

学生時代に宅飲みをした際、スマッシュブラザーズ桃太郎電鉄を複数人で遊んだこともありますし、マリオカートなどもやりました。


対戦系はやはり人間とやった方が面白い。コンピュータが相手でも遊べるけど、「対戦」という意味なら対人戦には叶わない。やっぱ人間を相手に戦うのは面白いですよ。


そうした楽しさを知った上で、やはり私はソロプレイが一番楽しめると実感しています。

友達とゲームをするのも楽しいものだったけど、それでも一人でゲームをしたいが為に誘いを断ったりもしてました。

対人戦はやっぱりストレスになるし、一人用ゲームならそもそも一人でやりゃあ良いじゃないか……と考える子供だったのです。
頻繁に断っていた訳じゃないけど、やはりゲームは一人でやるのが好きでした。


今でもソロプレイ、シングルプレイが専門です。

昔からこうした考えだったので、やはり今でも『ゲームはソロプレイが至高』と思っています。


スポーツもチームプレイが苦手ですからね。バスケやザッカーはどう動けば良いのか分からない。チームプレイが要のスポーツをやれる人は凄いです。私から見れば神です。