【龍が如く】まい&あずさ(T-SET)他、ゲストキャラが再登場するファンディスクを出して欲しい

ずいぶん前から思っていた事があります。


龍が如くのゲストキャラクターを集めた、ファンディスク的な作品を出してくれないかな~」

……と。



龍が如くには毎回、様々なゲストキャラクターが登場します。その中には主人公格や桐生さんの相棒的な存在のキャラも多数います。


こうしたゲストキャラクターは、基本的に再登場しません。あくまでもその作品のゲストだし、ストーリーの都合上、再登場が出来なくなったキャラもいます(例えば死亡するなど)。


そういったキャラを集めて、個別に短編ストーリーを加えたファンディスクをぜひとも出して欲しいのです。


『6』が桐生一馬伝説最終章と銘打っている以上、龍が如くの物語には一区切り付いたと言えます。

ここらへんでお祭り的なタイトルを作って欲しいです。


そこで今回は、「龍が如くファンディスクに登場させるならこのキャラクター、ストーリーはこんな感じ」というものを考えていきます。


郷田龍司

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http://jack-kingscrew.hatenablog.com/entry/2018/01/09/090044

『2』で登場した、近江連合・近江郷龍会会長です。近江連合会長、郷田仁の息子であり、"関西の龍"という異名を持つヤクザです。本人はこの呼び名を「龍は唯一無二のもの。関東も関西もない」として嫌っており、同じく"龍"の異名を持つ桐生さんに勝って本物の龍になることを目指します。


目的の為なら何でもやる人物ですが、子供を誘拐するような卑怯な行為を嫌う、一対一のタイマンを望むなど、正々堂々とした一面を持っています。


龍が如くOF THE END(OTE)』では主人公になりましたが、本編では『2』以降登場していません。一応死亡した訳ではなく、消息不明という扱いのようです。


龍司のストーリーは、『2』の前日譚か続編が相応しいですね。

前日譚であれば郷龍会会長に登り詰める姿と、林や千石などの協力者との出会い、桐生さんの噂を知り対決を決意するまでを描いて欲しい。


続編であれば『2』のエンディング後ですね。正直どんな人生を送っているか想像もつきませんが、おそらくカタギではないでしょうね。むしろ『OTE』の前日譚で、どのような経緯で片腕マシンボーイになったのかを描くのも面白そうです。

島袋力也

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http://snalime.com/game/ryu-ga-gotoku-seiyuu/

『3』で登場した、桐生さんの相棒です。沖縄の極道「琉道一家」の若頭で、背中にハブの刺青を入れています。

素手のケンカにこだわるため、"ステゴロのハブ"を自称。桐生さんを「東京モン」と敵視していましたが、ブチのめされた後は一変、桐生さんを「兄貴」と呼び慕うようになりました。格の差を見せ付けられて心酔してしまった訳です。


中の人を務めた藤原竜也は、後に『6』で本人役として登場する事となります。

ゲストなので再登場は望めませんが、シンジに変わる桐生さんの弟分として大変キャラが立っています。加えて沖縄を愛する心と、地元民から人気を集めているのも高ポイント。

同作品で登場したもう一人の沖縄ヤクザが救いようのない腐れ外道だったこともあり、力也のカッコよさが際立ちましたね。



力也のストーリーは、やはり琉道一家に加わる所が描いて欲しいです。
沖縄大好きな力也ですが、最初は沖縄を「海しか無いような田舎」と嫌っていたという設定はどうでしょう?


沖縄から他の都市に行きたがっていた力也が、琉道一家親分に惚れて若衆に。その後町の人の信頼を得ていき、いつしか沖縄を好きになっていく。若頭に昇格した力也は、より気合いを入れる為に刺青を彫ることを決意。


刺青を彫り終えた力也は、生涯に渡って沖縄の心と誇りを背負うと誓う。
その背中には、沖縄の植物であるシュロの葉と、沖縄の心を表してハブが彫られていた……。


こんなエンディングはどうですか、セガさん!?



峯義孝

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https://twitter.com/yositaka_mine

『3』の敵キャラです。桐生さんや錦と同じく施設育ちのインテリヤクザ。もともとは表社会で堅気として生きていたものの、とある理由で極道になりました。投資や資産運用が得意で、インサイダー取引などで東城会の資金を作り出しています。

生い立ちが桐生さんと似ているものの、信念や行動は桐生さんとは正反対になってしまった悲劇の人物です。 この為「桐生一馬のアンチテーゼ」などと言われています。


ラスボスを主人公にするIFストーリーは定番です。錦だって後に外伝ストーリーが描かれましたし。


峯義孝のストーリーを妄想するなら、やはり白峯会を持つまでを描いて欲しいです。作中で描かれた峯の過去をもっと掘り下げて欲しい。



東城会に入った峯が、自分の組である白峯会を持つに至るまでのストーリーを描いて欲しい。神田との出会いやに取り入るまでの過程、インテリヤクザを「軟弱なモヤシ野郎」と敵視する東城会・武闘派ヤクザを持ち前の格闘術でボコボコにする峯の姿などが見たいです。

サブストーリーでは『龍が如く0』のように莫大な金を稼ぐミニゲームで、たくさん上納するほど地位が上がるという流れが希望です。


秋山駿

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『4』の主人公の一人、神室町の町金、スカイファイナンスの社長です。

「人が人生を変える瞬間を見たい」という考えを持っており、ある条件を満たせば無利子、無期限で金を貸すという変わった金融屋です。


個人資産は驚異の1000億円。100万円を元手に株式投資で増やしました。とある理由でそのほとんどを失いましたが、数年で同じ額を稼ぎ出すなど、峯よりスゴいのではないかと思うほどの投資能力を持っています。


秋山のストーリーは、『5』の一部を切り取ったものがよいですね。つまり「秋山のアナザードラマを作ってくれ!」という事。

『5』にはアナザードラマという、ミニゲームを中心とした本編とは全くことなるサブストーリーがあります。桐生さんはタクシードライバー、冴島はマタギ(猟師)、遥はアイドル、品田は野球など、作り込まれたストーリーが楽しめます。そりゃもう、本編がどうでも良くなるほど!


ところが、『5』でも立派な主人公である秋山にはアナザードラマがありません。秋山は遥の保護者という立ち位置であり、前作ほど目立った動きは見せません。そもそも秋山が主人公となる章は遥とセットですから。

だから秋山のアナザードラマを作って欲しいのです!


『5』の秋山は、大阪・蒼天堀にスカイファイナンスの支店を作るべく、大阪に滞在しています。その支店は開店準備に1年かけてまだ終わらないほどダラダラ進めている上、遥と再開して事件に関わるようになったので、結局蒼天堀支店はうやむやに終わりました。『6』では支店どころか本店すら……。


なので、秋山のストーリーでは蒼天堀支店開業を目指すアナザードラマを作って欲しい。妨害してくる大阪ヤクザを華麗な足技で蹴り飛ばしつつ、支店開業の準備を進める。

『2』のキャバクラ経営のように、支店の内装や新しい社員を雇えたりすると良いですね。蒼天堀で顔馴染みを作ったり、無利子・無期限という言葉に釣られて金をせびりにくる客に苦労する秋山の姿を見てみたいです。


谷村正義

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https://www.youtube.com/watch?v=Bk923NhDofk

『4』の主人公の一人、「神室のダニ」と呼ばれる汚職警官です。ヤクザゲームの主人公に警察官とはこれ如何に?……といった具合ですが、蓋を開ければ大人気となりました。

普段は勤務中にも関わらず雀荘に入り浸ったり、違法営業の店から口止め料をとって小遣いを稼ぐといった、両津勘吉も真っ青の不良警官。しかし心の中には確固たる正義を持ち、口止め料として得た金も亜細亜街の為に使っている、善と悪のバランスが取れたキャラクターです。


この谷村ですが、一作にのみ登場したのにかなりの人気を集めています。
悪徳警官というキャラと、それとは対照的な正義の心など、主人公として申し分無いキャラクター性。
さらにカウンター中心のバトルスタイルを持っており、龍が如くのバトルシステムの幅を拡げたキャラです。

もともとゲストな上、成宮寛貴が芸能界引退してしまったので、再登場は絶望的になってしまいました。
さすがに引退した元芸能人を引っ張り出す訳にもいきません。谷村ファンとしては残念です。


谷村のストーリーでは、警官になりたての谷村を描いて欲しい。レベルが上がる毎に捕縛術を覚えたり、手に入れた亜細亜街に投資して住民を幸せにするサブストーリーも面白そうです。
新宿の狼』のように始末書システムを導入し、始末書が増えると何らかのペナルティが発生するのもよさそう。警官繋がりで『1』の須藤や『2』の瓦などとの絡みがあると尚嬉しいです。


まい&あずさ(T-SET)

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https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/552006.html

『5』で登場した、アイドルユニット"T-SET"の二人です。遥のライバルであり、事あるごとに遥へ嫌がらせをしてくる、芸能界の闇を煮詰めたような存在。しかし本編ストーリーや遥のアナザードラマで描かれたように、根っからの悪人ではない。人気を得るために手段を選ばないだけで、優しい心も持ち合わせているキャラです。

作中では品田の師匠がファンだったりするなど、かなり人気のアイドルです。かくいう私もあずさが大好きです。

なぜ『維新』に登場しなかったのでしょうね。アカリは出たのに。
風呂屋に居た二人の三助がまいとあずさなのではないかと思い凝視するも、違っていた事にショックを受けたのも今では『維新』の良い思い出です。


まいとあずさは遥のアナザードラマの焼き直しでもよさそう。歌やダンスは遥と同じシステムが良い。遥のストーリーの歌やダンスが楽しくて好きですから。
代わりに演出は、二人組ならではのものにして欲しい。二人なら遥には出来ないような技が出来そうです。例えばまいの手にあずさが足をかけて、大ジャンプしてのバク転とか。
フィギュアスケートのように相手を持ち上げるパフォーマンスも素敵です。

ストーリーは人気アイドルになるまでを描いてもらいたい。先輩アイドルからの嫌がらせを二人で励まし合いながら乗り越えていく姿を描いて欲しい。
同じ事務所に尊敬できるアイドルがいたという設定も良いですね。その先輩に可愛がられ、アイドルとしての姿勢を学んだまいとあずさでしたが、その先輩を敵対するアイドルに陥れられ、芸能界引退に追い込まれる。まいとあずさは先輩の仇を取る事を目指すが、その中で「人気を得るには他人を蹴落とす事もしなければならない」と思い知らされる。『5』で二人が遥にした仕打ちは、その過程で身に付けた負のスキルだった……というストーリーが面白そうです。


枕営業だけは絶対にしないという信念にも、何らかのバックボーンを付けて欲しいですね。実は尊敬する先輩が再起を図るため枕営業をしたが、それが仇となりスキャンダル発生、最後は引退が決定付けられてしまった……など。


かなり重めのストーリーですが、こうなればいっそ、トコトン芸能界の闇を表現してほしい。闇どころかダークマターだと言われるほど。龍が如くならそれくらいのドロドロ感も合うと思います。

とにかく私はもう一度あずさに会いたいんですよ!


最後に

今回は龍が如くファンによるただの妄想でしたが、いつかファンディスクを出して欲しいです。もちろん龍が如く『7』も。セガさんにはタイトルやシステムを変えても良いから、龍が如くと同じタイプの作品を作り続けて欲しいですね。

【ジョジョ4部考察】『仗助を助けた謎の不良=仗助説』の根拠

ジョジョの奇妙な冒険』4部、ダイヤモンドは砕けないの主人公、東方仗助

 

仗助は幼少期に高熱を出し、死の淵をさ迷った経験があります。
そんな仗助を、正体不明の不良が助けました。

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この不良に関して、『過去に飛んだ仗助自身』という説が語られていました。現在は公式的に否定され、「仗助の美しい思い出」とされています。


しかし、ジョジョファンなら一度は『謎の不良=仗助説』を考えたはずです。
リアルタイムでジャンプを読んでいた人なら尚更。


今回は『謎の不良=仗助説』を正しいものと仮定し、その根拠を考えていきます。

 

 

過去に行った仗助?

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第4部のラスボス、吉良吉影は時間を巻き戻す能力、「バイツァ・ダスト(土でも食ってろ負けて死ね)」を会得します。

 

任意の相手にキラークイーンを乗り移らせ、その相手から吉良の情報が漏れると自動的に発動。吉良の情報を手に入れた相手を爆殺し、時間を1時間ほど巻き戻す能力です。爆殺された相手はその「運命」が固定され、巻き戻した後も「運命」の時間になれば必ず爆破されます。

「時間そのものを爆破する」と表現される、絶対無敵の能力です。


このバイツァ・ダストの元ネタは、QUEENの『Another One Bites The Dust (邦題:地獄へ道づれ)』です。


Queen - Another One Bites the Dust (Official Video)

 


吉良の能力は曲名の後半だけしか使われていません。邦題の「地獄へ道連れ」は、技名としてはこれ以上ないくらい相応しいですよね。
構想段階では、キラークイーンの最後の爆弾は「アナザーワン・バイツァ・ダスト」という名前だったのではないでしょうか?

 

 

吉良はバイツァ・ダストを任意発動出来ない=能力としてはまだ未完成?

根拠は曲名だけでなく、バイツァ・ダストという能力そのものにもあります。

バイツァ・ダストは任意で発動出来ず、攻撃はキラークイーンを乗り移らせた相手に任せる形です。


これは「戦闘は極力避けて平穏に暮らしたい」という吉良の望みに叶っています。第二の爆弾であるシアーハートアタックも攻撃は自動で行われるので、吉良は優雅にアフタヌーンティーを飲みながら敵の始末完了を待つだけで済みます。

 

よって吉良が直接敵を始末する場合、使えるのは第一の爆弾「触れたものを爆弾に変える」という能力だけです。
これだけでも充分強いのですが、直接攻撃の手段としては乏しいですよね。

 


ここでバイツァ・ダストが出ます。
元ネタとなる曲名を考えるなら、バイツァ・ダストの先にもう1つの能力がありそうです。

それが第四の爆弾「アナザーワン・バイツァ・ダスト(地獄へ道連れ)」です。

 

平穏な生活を守る為に攻撃のほとんどをキラークイーンに任せていた吉良が、

「コイツだけはッ! 私自身の手で葬らなければならないッ!」
心から決意した時のみ発動する爆弾。


あるいは平穏に生きるという望みが絶たれた上、殺されてしまった吉良の怨みにより発現した能力

バイツァ・ダスト以上の能力があるなら、こういったものでしょう。

 

 

キラークイーンの成長性はA=まだ成長する可能性あり

スタンドにはパワー、スピード、射程距離などのステータスがあり、この数値(評価)は一体ごとに異なります。ステータスには成長性というものがあり、これが高いほど強いスタンドに成長する可能性がある事を意味します。

 

キラークイーンの成長性はAです。つまりまだ成長する可能性があります。

 

空条承太郎スタープラチナは「成長性:完成」となっています。これ以上成長しなくても良いくらい強くなったという事です。

成長しないスタンドは「完成」や「無し」などと評価されます。
つまり成長性の評価がA付近であれば、成長する可能性は充分あると言えます。

 

 

第四の爆弾、アナザーワン・バイツァ・ダスト(地獄へ道連れ)

 

以上の事から、キラークイーンはもう1つの能力、すなわち第四の爆弾が発現する可能性があります。

その能力は、吉良が「平穏な生活を守るため、自分自身の手で確実に敵を始末する」と決意した時、
あるいは「自分を死に追いやった人間を道連れにしてやる」と願った時のみ発動する爆弾です。

ジョジョ風の解説を書くなら以下のようになります。

 

 


能力名:「アナザーワン・バイツァ・ダスト(地獄へ道連れ)」

任意の相手を自分もろとも過去へ飛ばし、絶対に助けが来ない1対1の状況を作り出す。

戦闘を好まず、敵の始末をスタンドに任せる事の多い吉良が、自分自身の手で確実に始末する事を望み発現した能力。元の時間に戻るには吉良に負けを認めさせる(心を敗北させて魂の力を0にする)必要がある。


もし吉良が負けを認めずに死んだ場合、能力の解除が出来ないので、元の時間に戻ることは絶望的。


 

もしもキラークイーンが新しい能力を発現するとしたら、こういった能力でしょう。

 


キラークイーンが第四の爆弾を会得する可能性の根拠は以上です。

続いて、子供だった頃の仗助を助けた不良が仗助だとする根拠を挙げていきます。

 

 

過去の描写は康一の主観


謎の不良の服装は学ランで、頭はリーゼントです。全体的に仗助そっくりですが、学ランの細かいデザインは仗助のそれとは異なります。
康一も回想に入る前、「自分の主観が入っている」と言っています。まるで伏線だと言わんばかりに、コマの端っこに小さく。

 

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よくみると文字の大きさも若干小さく、さりげなーく書いてありますよね。


こんな書かれ方をされたら、伏線だと疑わない方が無理っつ~ものっスよォ~、荒木先生ッ!

 

 

「子供が病気ならクレイジーダイヤモンドで治せば良いじゃん?」への反論

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仗助のスタンド、クレイジーダイヤモンドの能力は「触れたものを治す」です。割れたガラスに触れれば元通りに直りますし、バラバラになったバイクも綺麗に修復可能。

甲羅が痛々しく割れたカメも治せますし、全身骨折の重傷者も瞬時に回復させる事が出来ます。

 

 

そんな能力を持っているなら、なぜ病気の子供をクレイジーダイヤモンドで治さなかったのか?

 

 

これは簡単です。クレイジーダイヤモンドは病気を治せません。治せるのは怪我だけ。
これは4部を読んだ人でも知らない場合があります。「治す能力」の印象が強すぎるのて、何でも治せるように錯覚してしまうようです。

 

 

また、コアなファンでも勘違いしている場合もあります。これはスタンドの矢の設定が原因です。

 

スタンドの矢に貫かれると特殊なウイルスに感染し、そのウイルスに打ち勝ち、生き残った者だけがスタンド能力を手にいれます。これはウイルス進化説という仮説で、中原英臣氏(新渡戸文化短期大学)と佐川峻氏(科学評論家)が主張しました。


(この設定が判明したのは第5部と遅い上、矢に貫かれて瀕死だった者をクレイジーダイヤモンドで治すシーンがある)

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ウイルス感染は怪我より病気に近い為、病気も治療可能だと勘違いしやすいです。

 

しかしクレイジーダイヤモンドで病気は治せません。よって高熱を出した子供がいても、仗助が直接治すことは出来ません。

 

 

謎の不良と同じ状況なら、仗助は何も考えず子供を助けるはず

 

皆さん、ちょっと想像してみてください。
仮に仗助がキラークイーンの能力で過去に飛んだとします。

 

そこで吉良を倒す事に成功しました。

全身傷だらけの状態で立ち尽くしていた所、遠くに一台の車を見つけます。


その車は雪道にタイヤをとられて動けず、運転手は若い女性、後部座席には高熱に苦しむ小さな子供……。


想像できましたか?

 

 

 

次にお前は「仗助も過去の自分自身だと気付くはずだ」と言う!

 

 


仗助が高熱を出した日、雪が降っていたこと、車が動かなくなったこと、そして謎の不良が車を押してくれたことをおぼろ気ながら記憶しています。

 

その仗助がそっくりな状況に遭遇したら、「グレートッ……!このガキは小さい頃の俺じゃねえかッ!」と思いそうですよね。


しかし私は、仗助は気付かないと考えています。というより、仗助ならそんな余計な事を考えずに子供を助けるはずです。
それは仗助の性格を見れば分かります。

 


仗助は自分を助けた不良を心の底から尊敬しており、同じリーゼントにしています。

第4部の年代設定は1999年。リーゼントも時代遅れになっていた頃ですが、仗助はそんなことも気にしません。

 

髪型をバカにされると我を忘れて激昂します。仗助にとって髪型をバカにされるのは、「自分が憧れる不良をバカにされた」のと同義だからです。

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そこまで謎の不良を尊敬している仗助が、その不良と同じ状況に立たされたら?

つまり、雪道で動けず、高熱に苦しむ子供が乗っている車を見たら?

 

仗助は迷わず助けるという選択を取るはずです。
何故なら、憧れの人が同じように自分を助けてくれたから。

 

 

康一が虹村億泰に襲われた時、仗助は危険を省みずに康一を助けました。

億泰が刑兆のスタンドに攻撃された時は、さっきまで敵だった億泰を助けました。


康一と億泰が岸部露伴に襲われた時は、勝ち目が無いのに露伴に戦いを挑み、2人を助けました。

 

露伴が敵に襲われた時は、露伴が「逃げろ!」と言ってくれたにも関わらず、露伴を見捨てて逃げることはせず助けようとしました。

 

このように、仗助は誰かが危機に晒されていたら、自分の身を呈して助けようとします。

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仗助がここまで優しい性格になったのは、謎の不良に憧れているからです。


すでに傷だらけで体力も無くなっているであろう「謎の不良」が、自分の勲章であろう学ランを迷わずタイヤの下に敷き、車を押して自分を助けてくれました。

 

 

謎の不良から「黄金の精神」を受け継いだ仗助は、危険に晒されている人を見たら必ず助けます。
そういった生き方をする事で、謎の不良と同じヒーローになれる……そう考えるからです。

 

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よって、仗助がかつての自分と同じように高熱に苦しむ子供を見たら、どんな状況であっても助けるはずです。


「もしやこの子供は過去の自分ではないのか?」などと考えず、ほとんど無意識に。頭よりも体が動くはずです。

 


髪型をバカにされるだけで信じられないくらい激怒する仗助です。
謎の不良と同じ状況に立たされれば、一も二もなく子供を助けるでしょう。

 

 

もしも第四の爆弾があったとして、なぜ作中に出てこなかったか?

構想段階でキラークイーンに「第四の爆弾」というアイデアがあったとして、なぜ作中に出てこなかったのでしょう?

 

これはキラークイーンがあまりに強くなりすぎたからです。

 

荒木飛呂彦先生は、キラークイーンが強くなりすぎた為、「どうやったらコイツに勝てるんだ?」と本気で頭を悩ませたそうです。


どれだけ考えても勝ち筋が見えず、主人公達が全滅するバッドエンドを本気で書こうとしたという逸話が残っています。

 

 

第3部のDIOに関しても、「どうやって倒すか悩みすぎて、しばらくDIOを見るのが嫌になった」とされています。
確かに第3部終了後、DIOは6部まで再登場していないので、信憑性があります(といっても第6部ではかなり多く出てきましたが……)

 

もしもキラークイーンがあれ以上強くなったら、さすがの荒木飛呂彦先生も老け込んでいたかもしれません。 

 

「こんな楽な仕事をしててバチがあたらないかなあと思いつつ 担当さんに食事をおごってもらってタダめしを食べる。ごちそうさま」なんて言っている荒木先生ですが、やはりそれなりに苦労はしているようです。

 


当初は第四の爆弾というアイデアがあり、仗助が過去に飛ばされるという構想もあったのかもしれません。

 

しかし第三の爆弾が発現した時点でキラークイーンが強くなりすぎた為、どうやって倒すか考えるのだけで精一杯になり、第四の爆弾はお蔵入り。
仗助を助けた不良は、仗助の美しい思い出という設定に変更した……のだと思います。

 

 

仗助を助けた謎の不良=仗助説

まとめると、以下のようになります。

 

  1. バイツァ・ダストの元ネタはQUEENの『Another One Bites The Dust (邦題:地獄へ道づれ)』。技名に使われたのは後半だけで中途半端。
  2. 吉良はバイツァ・ダストを任意発動出来ない。能力としては未完成?
  3. キラークイーン成長性A。バイツァ・ダスト以上の能力が発現する可能性はある。
  4. 仗助の過去は広瀬康一の回想。康一の主観が入っており、完全な再現ではない。
  5. クレイジーダイヤモンドは病気を治せない。高熱を出した子供を直接治すことは出来ない。
  6. 仗助は自分を助けた不良に心底から憧れている。だから危機に晒されている人がいたら自分の身を呈して助けようとする
  7. もしも仗助が謎の不良と同じ状況に立たされたら、迷わず子供を助ける。憧れの人が同じように自分を助けてくれたから。
  8. バイツァ・ダスト発現時点でキラークイーンが強くなりすぎ、倒すので精一杯になったので結末を変更した

 

謎の不良=仗助説は作者が否定しています。
しかし作中を見渡すと、当初はそういう構想だったのではないかと感じる要素がいくつもあります。

 


ジョジョはファンが多く、その中には私のように『謎の不良=仗助説』を真剣に考察した人も多いでしょう。
こういった楽しみ方も大いにありだと思います。ロマンというやつですよね。

 

 

 

 

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【ジョジョ4部考察】なぜ吉良吉影はかっこいい?魅力と人気の理由を考察

前回に引き続き、吉良吉影の考察です。
今回は、吉良吉影は落ち着いた性格を踏まえ、『なぜ吉良吉影は魅力的なのか?』を考えてみます。

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吉良吉影は静かに暮らしたい

吉良吉影は、妙に落ち着いていますよね。
激怒シーンはあるものの、それ以外では冷静で物腰が柔らかく、落ち着き払った言動が多いです。特に人に対して。

吉良が求めるのは「植物の心のような生活」です。


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「激しい喜びはいらない……そのかわり、深い絶望もない……。植物の心のような人生を……そんな平穏な生活こそ、私の目標だったのに……」


野心が高く常に上を目指すどこかの吸血鬼や、常に人生の絶頂を求めるマフィアなど、ジョジョの世界には様々な野望を持った敵がいます。

その中で吉良吉影の望みは「平穏に生きたい」です。



達観している

吉良は殺人以外の欲がありません。承太郎と仗助が吉良の家に忍び込んだ時、ほとんど娯楽グッズがありませんでした。あるのは健康の本くらい。


仕事の出世に関しても、「気苦労が増えるだけ」として興味がありません。料理は出来るようですが、それはおそらく自炊した方が安く美味しい食事が出来るから身に付けたのでしょうし、親を喜ばせるためだと思います。食べることにもあまり興味がないのでしょう。


そもそもあの殺風景な部屋を見る限り、趣味も殺人と爪の伸び具合の記録くらいしかないのでしょう。


「出世しても気苦労が増えるだけ」といった、世を達観しているような面が見えます。

こうした性格は、興味の全てを殺人に向けているからですね。

殺人で恋人(女性の手)を手にいれ、懐に忍ばせて常に一緒にいます。
自分のやりたいことを思う存分やっているので、その他の欲が極めて少ない。よってあの達観したような性格になったのだと思われます。

また、ストレスを溜め込まずに上手く発散しているのも特徴です。


ストレスを趣味で発散している

皆様もご存じの通り、吉良は欲望に忠実です。綺麗な手の女性がいたらまず迷わずに襲い、手だけを残して爆殺します。

こうして欲に忠実だから、大きなストレスもなく悠々自適に生きています。


また、ストレスを溜めずにすぐ発散しています。それが顕著に現れているのが、康一をボコボコにするシーン。

顔面を殴り、手を踏み潰し、口に靴をねじ込み、髪を掴んで地面に顔を叩きつける。
最初の殴るシーンの前にわざわざティッシュを渡す所が狂気に満ちています(顔面を殴ったら鼻血が出るから、あらかじめ渡した)。

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「これから君をなぶり殺すからな」

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大人しい人ほど怒らせると怖いといいますが、吉良も例に漏れません。そもそも怒っていなくても十分怖い。


上のシーンから分かるように、吉良はストレスをすぐに発散します。


ストレスに苛まれやすい現代人は見習うべきです。もちろん我々はスポーツや趣味など、健全な方法で発散すべきです。


なぜ吉良吉影は魅力的なのか?

吉良に魅力を感じる理由は、その生き方にあります。

吉良吉影は普通の生活を送っています。
仕事には行くし、日常生活を目立たず送るので自由の制限も私たちと同じようにあります。

その不自由さの中で、自分の楽しみを大切にし、限られた自由を存分に謳歌しています。


今の時代、不自由な人が多いですよね。
薄給で長時間働かざるを得ない人や、趣味を思いきり楽しむという事の出来ない人が増えています。

そんな世の中だからこそ、吉良吉影の生き方には余計に惹かれるのだと思います。





aobtd.hatenablog.com

【ジョジョ4部】吉良吉影の努力家な一面を考察

稀代の悪役、吉良吉影

ジョジョの奇妙な冒険』で人気の悪役と言えば、やはり吉良吉影ですね。
主人公達以上の強さと、女性の手に強い性癖を持つ異常殺人鬼。しかし望みは「平穏に生きたい」。

 

強さと望みのアンバランスさにより、奇妙な魅力を感じさせる人物です。

 

この吉良は戦闘力のみならず、知力・体力共に、かなり高い能力を有しています。しかし私は、実は吉良吉影はかなりの努力家なのではないかと考えております。

 


吉良吉影はスペックが高く有能

吉良吉影を語る上で、やはり吉良のスペックの高さは避けてとおれません。

吉良の家には、吉良の賞状がたくさんありました。それらは全て第三位の賞状で、優勝や準優勝は1つも有りません。これは「目立ちたくない」と「親を喜ばせたい」という感情が組合わさった結果のもので、あえて3位を狙ってとったものです。

 

吉良吉影 3位


これは何度考えても凄い。


例えば長距離走で、狙った順位を取るのはかなり大変です。極端に足の早い奴と遅い奴との3人競争なら簡単ですが、そんな都合の良い場面はなかなかありません。

 

適度に手を抜いて中間の順位を取るって、スゴく難しいです。手を抜けるだけの余力がないと出来ません。

これだけでも吉良の能力の高さが分かります。

 

実は努力家?

スペックが高いが、努力家の一面もあります。 例えば川尻浩作と成り変わった時、筆跡の真似をひたすらしていました。

 

吉良吉影 川尻浩作


普通はこんな面倒な事はしない!
(仗助たちに見付からないよう念入りに成り済ます必要があったでしょうが)
自分にとって必要なら、地道な努力も辞さないという性格が読み取れます。


しかしこのシーンの吉良を見ていると、
『むしろ吉良は努力して高スペックになったんじゃないか?』と思えてきます。

 

親を喜ばしたいから、勉強やスポーツを頑張り、実力を付けた。
ある時、何かで1位をとった(賞状には残らないもの)が、その時は教師に名指しで称賛されてしまい、「あまりに高い順位だと目立ってしまう」と、幼き日の吉良吉影くんは学んだ。

 

そこで目立ち過ぎないよう、3位くらいの順位を取る事を目指し始めた。結果的に狙って3位を取れるまでに、能力が高まった。

 


こういう考え方も出来ます。
かなり現実的に妄想するとこんな流れでしょうね。

 

吉良は高い能力と戦闘力を備えた悪役なので、こういう努力は似合わない気もします。
筆跡練習だって一度は追い詰められた吉良が、確実にピンチを脱しようと足掻いているシーンです。

 

ただ私にはどうしても、吉良の姿に努力家の一面が見えます。

 

高い能力を有してはいるが、目的を達成する為には地道な努力も出来る。真に高スペックの人間には、こうした面が必要なのかもしれません。

 


 


 

 

『とある科学の超電磁砲』オススメSS

先日、『とある科学の超電磁砲』のSSを貪るように読んでいました。

SSは公式では出来ないストーリーを組めるのが面白いですね。
作者も出版社も違う作品のキャラをコラボさせたり、すでに死んだキャラをよみがえらせたり。
公式にはない楽しさがあって好きです。

今回は最近読んだ『とある科学の超電磁砲』のうち、特にオススメのSSを紹介します。



佐天「『時を止める能力』、かあ……」 佐天涙子の奇妙な冒険

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ジョジョとのコラボ。


タロットカードの「逆位置」に着目したオリジナルスタンドが面白い。ジョジョ4部は全て読んだけど、逆位置のスタンドは出なかったはず。その上、エアロハンドの超能力も持ち合わせる左天さん強すぎる。
5部のオマージュもあるのが良かった。

上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え?」

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食蜂と上条の恋愛物語。初めは御坂を陥れる為に上条へ近付いた食蜂さんが、いつしか上条へ恋していく流れは見入ってしまう。


食蜂さんが取り巻きの女の子に対して行う、非道な行い(靴を舐めさせる、磔にしてダーツの的にするなど)も、心惹かれる人は多いでしょう。初期の食蜂さんは本当にこういう事して遊んでいそうですからね。


中盤に本気の恋へとなったタイミングで、あえて上条を拒絶する流れには脱帽です。焦らして焦らして、最後にハッピーエンドへ持っていくストーリー構成はガチの恋愛小説です。


億泰「幻想御手…? こいつぁ違うぜぇ~」

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億泰がレベルアッパー事件に巻き込まれるストーリー。
御坂とともに幻想猛獣へ立ち向かう億泰がかっこいい。自分の危険を顧みず、身を挺して御坂を守るシーンは、億泰らしさが出ている。


以下重大なネタバレのため反転。



終盤、バッド・カンパニーとハーヴェストが現れるシーンは鳥肌者。
どこからともなく虹村形兆と重ちーの声が聞こえてきて、2人のスタンドが共闘して幻想猛獣に襲いかかり、億泰を救い出すという流れは原作を呼んだ人なら感動間違いなしです。



SSは本や小説とは違う面白さがありますね。
他作品同士のクロスーオーバーも出来ますし、非公式ながらIFの世界を見れるのが楽しい。

皆さんも好きな作品のSSを探してみてください。
きっと面白い作品に出会えるはずです。




遊戯王のリンク召喚・ルール改正騒動を見て、UpperDeckの暴挙を思い出した

遊戯王カードのルール改正が話題ですね。

 

今回の改正は、新しい召喚システムである『リンク召喚』、および『リンクモンスター』が追加され、それに伴いルールも変更されたというもの。

 

あまり詳しく無いですが、「リンクモンスターを上手く使わないと、それまでの主力モンスターも使えない。だから騒動になっている」との事です。

 

遊戯王リンク召喚

http://ytranking.net/channel/147/

 

 

 

リンクモンスターは、条件を満たす事で融合、シンクロ、エクシーズ、ペンデュラムなどのエクストラモンスターを召喚できる効果を持った特殊モンスターです。

 

今回のルール改正で、エクストラモンスターはフィールドに2つある『EXモンスターゾーン』に召喚するのが原則となりました。

 

しかし、このEXゾーンにリンクモンスターを召喚することで、従来のモンスターゾーンにもエクストラモンスターが召喚する事が可能になります。

 

だからそれまでの戦術を使うには、リンクモンスターの活用が必須になる……という事のようです。

 

ネットではこんな画像もありました。

リンクモンスターを使わないと、エクストラモンスターの複数召喚ができないということですね。

f:id:dark-style326:20170225181811p:plain

エクストラモンスターを召喚できるのは、フィールド上に2つしかないEXモンスターゾーンのみ。

 

その数少ないEXゾーンを拡張する能力を持っているのがリンクモンスターという事ですね。

 

こちらでも解説されています。

新マスタールールの概要 | あそびかた | 遊戯王アーク・ファイブ オフィシャルカードゲーム

 

 

ネットでは「今までのカードがゴミ同然」、「遊戯王引退するわ」、「野球に例えるならバットが使えなくなったようなもの」など、不評が多く見られます。

 

カードの買取を停止するショップも出ているなど、ネットもリアルも阿鼻叫喚です。

 

 

ルール改変といえば、海外での遊戯王販売を行っていた会社、『UpperDeck(アッパーデック)』を思い出しました。

 

海外の遊戯王カード販売会社『UpperDeck(アッパーデック)』のルール改正騒動

UpperDeckはコナミから正式にカード販売を委託され、海外での遊戯王カードの販売や大会の開催を行っていた会社です。

日本では遊戯王カード=コナミですが、海外では遊戯王=UpperDeckというほど有名だったようです。

 

このUpperDeckは、最初こそ販売委託会社としてマトモに運営されていました。

しかし途中から運営の方向性が変わり、レアカード封入率を極端に操作したり、小売店に何の通達もせずに販売方式を変えたりといった事をし始めます。

 

その中には、日本語版(コナミ製)のカードを海外大会では使用できなくしたり、日本大会とでは制定が違うといったルール改正もありました。

 

 

強力なカードを軒並み日本語版よりも高レアリティ化した上で、更に同じレアリティの他のカードよりも極端に封入率を減少させていた。
 その一方でKONAMIが発行する日本語版・英語版(アジア版)のカードはUpperDeck主催の大会では使用できないルールを制定していた。

遊戯王カードWiki - UpperDeck

 

この独自ルールにより、海外では「日本はライトロード(強力な光属性デッキ)が簡単に組めて良いよなぁ」という声もあったそうです。

 

そしてUpperDeck最大の暴挙といえば、カード偽造事件ですね。

コナミから委託されていた販売会社が、自ら遊戯王カードを偽造していたという信じられない事件です。

 

 

UpperDeckが起こした、グールズ顔負けのカード偽造事件

原作『遊戯王』には、カード偽造や強奪を繰り返す犯罪集団、”グールズ”が登場しています。現実でも大いに起こりうるカード偽造ですが、なんとUpperDeckが自らカード偽造を行っていた事が判明しました。

 

 そんなある日、アメリカに日本のコナミの社員が出張した際、ロサンゼルスのカードショップで遊戯王カードのよくできた偽物を発見。 

当然コナミはその販売会社を相手に訴訟を起こすが、その際に販売会社が衝撃的な事実を述べた。


「いや、これアッパーから供給されたものなんですけど」

アニヲタWiki(仮) - UpperDeck遊戯王OCG偽造事件

 

偽造カードを発見したコナミは、もちろんUpperDeckとの契約を打ち切りにしようとしました。ところがUpperDeckはそれを不当とし、逆に契約違反でコナミを訴えます。なんとも訴訟大国アメリカらしい流れですね。

 

 

最終的にはコナミが大量の偽造カードを発見し、一気に遊星優勢に立ちます。某所で偶然発見したそうです。

 

物的証拠が挙がったことで、UpperDeckの重役も偽造を認め、UpperDeckは敗訴寸前になりました。

 

この裁判でUpperDeckの弁護士は、遊戯王をモチーフにしたセリフを発言したとされています。

 

余談だがこの際にアッパーの弁護士が

「現時点でアッパーのライフポイントはほとんど残っていない」

と語り、デュエリストではないのかと一部で話題になった。

アニヲタWiki(仮) - UpperDeck遊戯王OCG偽造事件

 

 

最終的には判決が出る前に、コナミとUpperDeckが和解。遊戯王カードの委託販売契約を打ち切るという形で騒動は終了しました。

 

 

今回のルール改正で遊戯王カードはどうなるのか?

今回のルール改正で、遊戯王カードの界隈は大きく変化しそうですね。

 

「それまで複雑だったルールがシンプルになった」という見解もあります。

 

遊戯王デュエルリンクスもデッキが20枚しかないなど、プレイングがシンプルなのが特徴です。

 

リンク召喚や新しいルールも、慣れてくれば意外と馴染むかもしれません。

 

初めてのメルカリ出品レポ 出品から・梱包から評価まで

先日初めてメルカリを使ってみました。


こういったネットフリマやオークションは、買った事はあるのですか出品は今回が初体験です。


売ったのはPS2のソフトです。
普段ゲームソフトを処分する時は近くの店で買い取ってもらって貰うのだけど、今回は話題のメルカリを試してみようと思いました。


インストール方法は他のサイトやブログで解説されているので、今回は出品から発送、評価までのレポを書いていきます。

●メルカリ出品! まさかの○秒で落札

※「落札」はオークションサイトの表現ですが、今回は使い勝手が良いので落札と表現します。


まずはソフトの画像を写メって、説明文を書いて出品。


説明文にはハード・ソフト名と、パッケージや説枚書の傷、汚れ具合に付いて記載。
最後に「遊び尽くしたので必要な人にお譲りします」という1文を添えました。


もっと送料は負担するとかそれっぽい事を書こうかとも思いましたが、シンプルに済ませました。


他の出品を見ても商品説明は簡単に済ませている物が多い。
だったら上記のように必要最小限の説明だけて十分だと感じ、商品説明は完成。



値段は最初だし700円にしておいた。
(そういえば同じ商品が出品されていないか調べて、値段を比較する作業をしていなかった)

ここまで入力して、いよいよ出品完了。



さて買ってくれる人が現れるまで気長に待つか……と、スマホを置きました。

その直後、メルカリからの通知がスマホに。
なんとついさっき出品したのに売れました!


出品してからわずか10秒しか経っていません。。
マジで?こんなに早いの!?


早すぎて心の整理が付きませんでした。
この話は一切盛っていません。本当に出品して10秒で売れました。


値段が安かったからでしょうか?
後々同じタイトルをメルカリ内で検索したら、2000円で出品している人もいました。
これは値段も大いに関係しているでしょうね。


●梱包・発送

使ったのはA5の茶色封筒(定形外郵便用)と緩衝材(プチプチつぶせるヤツ)。


まずプチプチでソフトを包み、セロテープでとめる。それを封筒に入れて、口を糊付け。
でもこれだと剥がれそうだったので、さらにセロテープを貼って補強。これで外れる事はない……はず。


梱包したものを郵便局へ持っていき、定形外郵便で郵送。
郵送料は200円でした。


郵便局から出た直後にメルカリの発送完了報告ボタンを押し、メッセージで「郵送しました」と連絡。


ボタンで発送完了を伝えられるならメールはいらないとも思いましたが、一応メールも送っといた方が落札者が安心するかと思ったからです。


アマゾンやショッピングサイトでも発送したら連絡メールが来ますし。

●商品到着から評価まで

発送から2日後に到着したようで、購入者から評価されました。こちらも購入者を評価して終了。


メルカリの評価は良い・普通・悪いの3段階。
メッセージは任意で、メンドウなら評価だけやるのもOKのようです。

●まとめ メルカリは手軽に出品が出来て使いやすい!

以上、メルカリ初出品レポでした。


700円で出品し、手数料が引かれて630円。
さらに送料で200円マイナスなので、最終的に手に入ったのは430円ですね。


昔のゲームにしては、店で買い取ってもらうよりも少し高いくらいでした。


捨てるのよりはよっぽどマシ。
買い取りよりもちょっとだけお得。


初めてのメルカリ出品はこんな感じでした。良い落札者だったのも運が良かったですね。


全体的な流れは分かったので、もう何回か出品してみようと思います。
プレイし終えて何年も経つソフトがまだありますし、整理がてら経験値を積んでみます。


なお、フリマアプリを使ったのは今回のメルカリが初めてですが、他にも様々なアプリがあるようです。


手軽に出品出来るのがフリマアプリ最大のメリットです。今回のように、買い取りよりも高く買ってもらえる場合もあります。


処分したい物があるなら、オークションやフリマアプリを使ってみてはいかがでしょうか。


【以下、紹介文】

携帯オークションサイト『モバオク』のPC版。




オークション情報サイト『オークファン』。

複数のオークションサイトの出品商品が集まるサイト。
ここ1つでヤフオクやメルカリなどの出品商品を調べられるので、サイト別に献策する手間が省けます。