龍が如くシリーズ最新作『北斗が如く』の発売が3月8日に迫りましたね。
先日、体験版をやってみたので感想を書きます。
(※3/10追記 製品版の序盤レビューを書きました。
→『北斗が如く』序盤レビュー。デビルリバースの化け物っぷりが想像以上だった - 誘い音(さそいね))
世紀末の雰囲気作りはパーフェクト
回復アイテムは干し肉やリンゴなどの食べ物系アイテムが多いです。
スタミナンXやタウリナーのようなドリンク系アイテムは(体験版の範囲では)出てこない。
核戦争で荒廃した世界ですから、そういった製造するのに手間のかかりそうなアイテムは無いのでしょう。
もしかしたら後々に"世界がまだ平和だった頃の道具"といったレアアイテムとして出てくるかもしれませんが。
装備品も肩当てなど、北斗の拳らしいアイテムとなっています。原作や世紀末の雰囲気が演出されています。
掴み攻撃が無い
ナンバリングタイトルでは○ボタンで掴めますが、北斗が如くでは『秘功を突く』というアクションが割り当てられています。
○ボタンを押すとケンシロウが親指を立てた(?)拳を前に振る。これが敵に当たると北斗神拳の奥義が発動するというもの。
つまり投げ技や掴みから派生するヒートアクション、地形を利用したヒートアクションがありません。
これは『ヒートアクションは完全に北斗神拳へ変更した』のだと思います。
龍が如くの代名詞といえるヒートアクションが無いのは少し残念。
しかし代わりに北斗神拳の爽快感はかなりのものです。
演出は派手で見応えがあり、本家ナンバリングタイトルのヒートアクションに負けないくらいの迫力もあります。
『大技を炸裂させて敵を倒す爽快感』はそのままなので安心しました。
北斗神拳が出しやすい
何発か相手を殴ると敵の頭の上に○ボタンが表示されます。
この状態で○を押せば北斗神拳奥義が発動。
感覚としては『真・三國無双』シリーズのチャージ技のようなもの。あちらも通常攻撃から派生しますからね。
ちょっとしたQTEがありますが、入力に失敗しても攻撃はちゃんと完了されます。
また○ボタンの入力受付時間は長めなので出しやすい。
「出そうと思ったけど間に合わなかった」という事もなく、ストレスはありません。
ただ敵の目前にいないと○ボタンを押しても空振りになるので、人によっては「イチイチ敵の目の前まで走っていくのはちょっと……」と思うかも。
個人的にはレベルアップで『ロックオンした敵の目の前まで瞬時に移動する』といった能力が習得できると考えています。龍が如く的にも北斗的にも、いかにもありそうです。
北斗の拳のネタも所々に散りばめられている
https://rosetrend1.com/2018/02/23/%E5%8C%97%E6%96%97%E3%81%8C%E5%A6%82%E3%81%8F/
体力ゲージの隣に北斗七星が表示されています。これはゲージとなっており、溜まったゲージを一気に消費してケンシロウを強化できます。
強化時にはケンシロウの服が弾けるように破れ、上半身が裸になるというお馴染みの演出も。
また体力が無くなると北斗七星の下に死兆星が表れます。
(※死兆星……北斗七星の下にある、死期が近づいた人間にのみ見える星)
実は私、北斗の拳はPS版『北斗の拳 世紀末救世主伝説』をプレイしただけで、原作は未読なので詳しくは分かりません。
しかしこうした原作ファンには嬉しいポイントがたくさんあると感じました。
車(バギー)の運転が難しい
https://rosetrend1.com/2018/02/23/%E5%8C%97%E6%96%97%E3%81%8C%E5%A6%82%E3%81%8F/
ストーリーが進むと車が手に入ります。砂漠も走れるバギーで、この車で広大な荒野を探索出来ます。
しかしこの車の操作がクセがあって難しい。
特にハンドル操作が。
左スティックで進む方向を変えられますが、倒しすぎると操作が狂いやすいです。
スティックを戻してもタイヤが戻らないのか、スリップしてしまいます。
これにより少し繊細なスティック操作が求められます。
『龍が如く5』のタクシーやレースミッションは大味な操作で良かった為、それに慣れた人ほど難しく感じるでしょう。
ただし慣れれば手足のように自由な運転が可能です。
要するに急ハンドル(急スティック?)をしなければ良いので、それさえ気を付ければ問題なく運転可能です。