PS4ソフト『二ノ国Ⅱ レヴァナントキングダム』にハマりました。
実は、RPGはあまり好まないんですよ。
昔からボタンを押しているだけという感覚が強くて苦手でした。
いや、ホントはそんなこと無いんだろうけど。
どちらかと言えばシミュレーションやアクションの方を好みます。
ですが二ノ国2はメチャクチャ楽しめています。何となくパッケ買いしましたが大正解でした。
今日はゲームコーナーでパッケージ裏を読むだけじゃ解らない、二ノ国2の素晴らしい魅力を書いていきます。
スキル使いまくりの大迫力バトル
二ノ国2はアクションRPGであり、バトルはアクション性があります。
このバトルが楽しい。
スキルや魔法はMPを消費しますが、攻撃するだけで回復します。
普通に戦っていれば溜まる上、充填速度も高い。よってスキルも魔法も使い放題のダイナミックなバトルが可能です。
それでいてアバウトや大味な印象は無りません。
序盤を過ぎるとモンスターの強さが上がり、ゴリ押しで進むのが難しくなります。
「アクションゲームをやってる感」がしっかりあり、絶妙な調整がされています。
簡単RTS『進軍』
町から町へ移動するワールドマップでは、『進軍』という特殊な戦闘が出来ます。
個人的に最も面白い部分です。
例えるならシンプルなRTS。
通常の戦闘はキャラVS敵キャラですが、進軍は部隊VS敵部隊のバトルです。
エバンを囲むように、4つの部隊が配置されます。L・Rボタンを押すと4つの部隊が回転し、これにより前衛にどの部隊を置くか簡単に決められます。
もちろん部隊にはそれぞれ兵科があり、敵の部隊に有効なものをぶつけるオーソドックスな戦法も可能。
さらに部隊には固有のスキルがあります。特定のキャラ(キングダム開発でも使える人材)を部隊長にすると、そのキャラ独自のスキルが使えます。
簡単にRTSの雰囲気を楽しめます。
複数の敵部隊を一気に殲滅出来るようなスキルもあり、戦略性は充分です。
キングダム開発の人材管理+スカウト
国の敷地に建物を作る、『キングダム開発』。
あらかじめどこに何が建てられるか決まっています。
残念ながら好きな場所に好きな建物を建てるといった『シムシティ』みたいな事は、もしくは『信長の野望 天下創世』みたいな事は出来ません。
面白いのは人材方面です。
クエストで人材を集めて適切な建物に配置すれば建物が使えるようになり、新しい技術を研究するスピードも上がります。
序盤のほとんど人材が居ない所から人を集めていくプロセスが楽しい。他の町で存在感のあるキャラが自分の国にきてくれるのも嬉しくなります。
エバンが可愛い
主人公のエバンが非常に可愛い。
これはキャラグラフィックや設定はもちろんですが、ロウランとの関係性も大きな要素です。
(隣のスライムみたいなのはエバンの守護神。二ノ国の国王は守護神と契約することで王になります。)
エバンは若くして王に即位したものの、軍事クーデターにより国を追われた悲劇の王子。
準主人公は偶然であった青年、ロウラン。
https://www.4gamer.net/games/326/G032681/20180312074/screenshot.html?num=008
二ノ国の世界にはもう1つ、別世界があります。
それは私たちのいる現実。作中では一ノ国と呼ばれ、神話のように語り継がれる世界です。
ロウランは一ノ国に生きていた、老齢の現役大統領。
事故に合い、何故か二ノ国に迷い混んでしまいます。何の因果か軍事クーデターの真っ最中に。しかも青年の姿に若返って。
クーデターを生き延びたロウランは、元大統領の知識を生かしてエバンを支えます。このロウランとエバンの関係性が大変素晴らしい。
年上の青年・ロウランが幼き王・エバンを支え、共に新しい国を作り上げていく。
このストーリー展開が私の琴線にドストライクでした。
軍事クーデターが起こった時点の、エバンを守り戦う姿が格好良い。
そしてエバンは「皆が笑顔で暮らせる国」を作る為、王国建設に励みます。
まだ少ない国民の前で、たどたどしくも頑張って自分の理想を演説するなど。
少しずつ王らしさを身に付けていくという成長物語です。
初めは守られキャラで始まり、段々と成長する姿が好感を持てます。
人によってはケモノやショタ属性に目覚める可能性もありです。
最後に:クリアまで突っ走ります
たまにRPGをやっても何となく遊ぶだけでしたが、二ノ国は久々に心から楽しんでいます。
武器・防具の強化や宝箱探しなど、脱線する要素が多くて楽しいです。
本気で楽しみたいゲームに出会えました。
クリアまで楽しみ尽くします。