【廃人確定】フォールアウト4サバイバルモードの面白さは異常

ベセスダの名作『フォールアウト4』。フォールアウトシリーズの現状最新作ですね。噂のサバイバルモードに挑戦しています。

 

Fallout4

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サバイバルモードとは、フォールアウト4の最高難易度。数々の制限や要素が追加されており、1つ下のベリーハードとは別物の難易度です。どんなものかというと……

 

  • ファストトラベル不可
  • 被・与ダメージ増加
  • 回復アイテムの回復量が減少
  • 重量制限(銃弾にも重量が追加)
  • セーブはベッド類で眠る時のみ(ベッドの質によって睡眠時間も変わる)
  • 睡眠や食事が足りないと病気になる(抗生物質以外では治せない)
  • 仲間のHPが自動回復しない

 

……というもの。また敵を連続で倒すと攻撃力が上がる『Perk:アドレナリン』が追加されます。

かなりの制限量であり、他の難易度は慣れればそうそう死にませんが、サバイバルではゲームオーバー率が格段に高い。公式縛りプレイと言える難易度です。

 


上記の制約の数々を見るとかなりエグい難易度に思うでしょう。実際にエグいです。
レベルが上がっても気を抜くと簡単に倒されるので、戦闘はもちろん移動にも最新の注意が必要になります。

 

他の難易度が「主人公を最強のキャラに育てるRPG」だとすれば、サバイバルモードは「最弱の主人公として世界を生き抜くRPG」です。

 

 

フォールアウト4サバイバルはもちろん難しい、でも面白い!

フォールアウト4 キャラメイク

これは1週目に作った主人公、名前はキャリー。美人に出来た自信がありますがいかがでしょう。

ざっとサバイバルモードを説明しましたが、読むだけで物凄いドM専用な感じがするかと思います。


ですが最高に面白いです!


難易度は確かに高いものの、フォールアウト4を一度クリアしてシステムや特徴を知っていれば、問題なくゲームを進められます。通常の難易度だと、ストーリーをクリアする頃にはレベルが上がり、一部の強烈なアボミネーション(モンスター)以外は余裕で勝てるようになります。荒廃した世界で無双出来るまでに強くなってしまう訳です。

 

ところがサバイバルではそんな強キャラにはそうそう育ちません。よってどれだけゲームが進んでも常に手に汗握る白熱した戦闘が楽しめます。

食事と睡眠をとってコンディションを整え、弾と回復アイテムを用意して万全な状態で戦地に向かう。これに慣れると、他の難易度はヌルく感じ、逆にサバイバルモードの方がちょうどいい難易度という気がしてきます。

 

敵へ与えるダメージも多いので、ステルスを駆使して敵に見つからないようにし、V.A.T.S(時間を止め、照準をゆっくりと合わせられるシステム。本作は時間がゆっくり流れる。このシステムにより、フォールアウトシリーズはFPS苦手な人でも楽しめると言われる)を多用すれば少しずつでも確実に前へ進めます。

 

 

移動や戦闘の楽しさが段違い。連邦すべてがクエストエリアと化す!

単なる移動ですら飽きません。高レベルになればただの獲物に成り下がるレイダー達も、サバイバルモードでは強敵の集団そのもの。2~3発の銃撃で倒せるグールすら脅威となります。いつまでも緊張感が途切れませんが、その感覚が中毒的にハマります。


サバイバルでは敵キャラのリスポーンが遅く、一度殲滅すればしばらくは安全です。よって敵を全滅させたときの達成感が非常に高い。


一度も行ったことのない地域はレイダーやミュータント、その他モンスター達が支配する地獄の戦場。そこを歩くのはまさに命懸けです。

その危険地帯を生き抜いて安全に移動できるルートを作るサバイバル感。わざわざクエストを受注しなくとも、敵拠点を襲撃する事そのものが1つのクエストになり、連邦全土がクエストエリアと化します。

 

フォールアウト4 人造人間

サバイバルモードでの主人公。人造人間ルートを目指すので、ターミネーター2シュワちゃんをモデルに作成。

 

拠点開発に力が入る

フォールアウト4の特徴的な要素である「拠点開発」。各地にある居住地に入植者を呼び、食料供給量・水資源の確保・防御の強化をして開発するシステムです。クラフト要素であり家などの建造物も作れます。

この拠点開発はジャンク品(ガラクタ)を居住地に運んで素材とするので、大量のガラクタを拾い集めて運搬する必要があります。
本来なら重量制限が大きくファストトラベル不可のサバイバルモードとは相性がよくありません。ゲームの紹介&レビューを行っているサイト、ゲームカタログでもそういう不満の声も多いと紹介されています。

 

ところがなぜかサバイバルモードの方が拠点開発に熱中できます。私だけかも知れませんが、制限があるからこそ燃えるというか、力が入ります。

というかサバイバルモードはアイテムを補充したりセーブポイントであるベッドを安定的に使える場所を確保するのが重要なので、むしろサバイバルでこそ居住地を育てるべき。

 

凝った建物を作るのは素材量の関係で難しいので、クラフトを楽しむより「生きるため」に拠点を開発します。そういう意味ではサバイバルモードとの相性はバツグン。

 

サバイバルモードは敵がうろつく危険地帯を殲滅して安全にする達成感が良いと言いましたが、拠点開発も安全に眠れて準備が出来る場所を作る大切な作業であり、この2つが重なってフォールアウト4の面白さが10倍、20倍にも膨れ上がります。

まるで地域を制圧して自分のものにする国盗りシミュレーションをやっているような感覚。これはサバイバルモードでしか味わえない最高の楽しさです。

 

aobtd.hatenablog.com

 

まとめ

フォールアウト4は一度クリアし、2週目をやっている途中でサバイバルモードを始めました。どエラい難易度と聞いていたので、低難易度で同時進行すればストレスなく遊べそうだと思いまして。

ところが蓋を開ければ、サバイバルモードが面白すぎてハマってしまい、2周目のデータは完全に放ったらかしに。むしろこのサバイバルモードのデータの方が2周目と言えるほど進めています。

 

フォールアウト4 インスティチュート

やっぱりターミネーターに一番似合う武器はショットガンですよね。

1周目は居住地の開発や入植者を助けるクエストを主流に遊べるミニッツメンルートでクリアし、サバイバルモードは人造人間と共存するインスティチュートルートを目指して進めています。でも今回の記事を書いていて、むしろミニッツメンルートを進んだ方がサバイバルモードに熱中出来るかもと思いました。

他の難易度だと拠点開発が後回しになりがち(後回しにしても困らない)ですが、サバイバルモードは拠点が無いととても戦えない。安全な場所が近くにあると思えば安心感があり、そこにいる入植者も危険な世界で手を取り協力しあう仲間という感覚があって素晴らしいです。

 

もちろん1週目は普通に楽しみ、サバイバルモード挑戦は2週目以降にしましょう。初回でサバイバルモードは間違いなく心が折れます。ストーリーを把握した後でサバイバルを開始すれば、見慣れたはずの世界が全く別のものに見えることでしょう。


さて、そろそろ今日も連邦に戻り、荒廃した世界を生き抜くために頑張ります。あまりに面白くて、食事や睡眠の時間を削ってプレイする勢い。もはや私より主人公の方がちゃんと食べて眠って健康的な生活をしています。